
今回、性懲りもなくまた針を入荷。独トーレンスのMCH-2(正確にはセカンド)です。トーレンスといえば、業務用の堅牢なプレーヤーが有名で、ネットで見るたび「どんな音なんだろ・・・」と興味シンシンなのですが、いかんせんオネダンと置き場所のモンダイがまったくクリアできないので指をくわえているのみ。せめてカートリッジくらいは、と思っていましたがこれまたよいオネダンなわけで。今回中古ですがエイヤッとキヨミズ・ステージで入手してみました。トーレンスの通常のカートリッジはアームへのコネクター部分の端子配置が通常のアームと異なり、トーレンスのアーム専用なのですが、これは通常アームでも使える端子になっているタイプ。さて、どうなりますか・・・
「ひ、ひ、左から音が出ない!(爆死)」なんと右からしか音が出ず。「不良品か??」と思いましたが、思い直してアームの端子を接点クリーニング。そうしたら「なんや~~音でるやんか(アホ)」
と、いうわけで気を取り直して試聴。今回は以前から何回か紹介しているこの有名な高音質ディスク。オーディオ雑誌などの試聴ソースでよく掲載されていますが、なぜかいつもジャケットが黒白反転した黒っぽいジャケの再発盤が掲載されています。オリジナル盤のジャケットはこっちの白っぽい方で、なんだか水墨画のような絵です。このディスクは高音質であることにイロンはないのですが、再生がムズカシい盤だと思っています。と、いうのは1曲目のカンターテ・ドミノに金管楽器が2本入っている(たしかTpとTb)んですが、後半の盛り上がりのところで金管と声とオルガンが飽和してしまって、キレイに聴くのがムズカシいわけ。これをどう再生してくれるか、というのが今回の課題でした。結果は・・・
「うわ~~~眼前に広大なステージが・・・」結果はミゴトに大当たり。後半の盛り上がり部分になると音場がぶわっと広がって、包み込まれる感覚に。以前のカートリッジでの押さえ込まれる感覚がすごく減っています。これは確かにスゴいな、と思いましたね。オネダン以上かどうかはナゾですが(笑)。いくつか盤を聴いてみて、・若干フォーカスは甘め、・古い盤にはあまり合わない、・音像がデカいかわりに若干細部がユルい、などの特徴が当ラボの再生では、感じられました。今のところ70年代のフィリップスやグラモフォンのオリジナル盤あたりがいいんじゃないかと思ってます。
