
先日新聞を見ていましたら「アナログ・レコード復活」の文字が。なになに、と見てみましたら、なんとSONYがアナログ・レコードのプレス生産を再開する、と。つい昨年あたりにカッティングを再開したばかりだというのに、です。SONYといえばCD普及を先導して真っ先にアナログ生産から撤退した企業ですが、さすがの変わり身の早さ。将来もうかりそうなものには迷わず再参入、ということですね・・・
今回のレコは先日地元レコ屋にてGET品。アメリカのビッグ・バンド録音です。聞いた事がないレーベルですが、どうも名前などから想像すると「リアルタイム・デジタル・プロセス」というデジタル録音での収録を売りにした高音質盤レーベルではないかと。で、このデジタル録音を支えているデジタル録音装置がなんと「SONY」製。16ビットがどうとか、と書いてありますが、おそらく現在では考えられないくらいショボい能力なんでしょう(笑)。
そしてクレジットの機材のところを見ていくと、またありました!カッティング・ヘッドは独ノイマン製のようですが、カッティングのターンテーブルがテクニクスのSP-02というダイレクト・ドライブのもの。ポチったら確かに画像が出てきました。業務用のターンテーブルとか作っていたんですね。テクニクスもいったんなくなったのに、オーディオが来るのを予見して復活。アナログ・ブームにのって1200シリーズまで復活させてますね~
そしてどうもこのレーベルの日本での販売を担当していたのが、「三洋電機」のよう。レコードを販売しているイメージがないんですが、まあ音楽産業の規模がすごかった、ということでしょうか。みなさんごぞんじのとおり、三洋はいまやパナソニック子会社です・・・
クレジットにはこれくらいしかなかったので、まあ日本企業はこんなものだな、と思っていたんですが、盤をふと見たときに「??」。そして盤を光にかざしてみたところ「!!」(笑)。なんとクレジットにはありませんでしたが、プレスはどう見てもビクター製。この時期のモビール・フィデリティのアナログもビクター・プレスだったくらいで、アメリカで高品質プレスといえば、ビクターだったのでしょう。このころのビクターは光にかざすと茶色系に透過して見えるヴァイナルを使用しているので、光にかざしてみたわけです。こうなったら、東洋化成の小鐵氏を呼び戻してビクターのアナログ・プレスを再開するしかないですね!(爆)
ちなみに裏ジャケに写っているこのひとがバンド・リーダーと思われますが、一瞬「渡辺謙」に見えませんか?え?見えない?失礼いたしました~~(笑)。

