
これは先日東京猟盤にてGET品。値札の説明には「キューバのシンフォニックなプログレ」と。それでこのキショクわるいジャケット、しかもジャケットの上下は破れてテープでびっしり補修だったらふつうはスルー、ですよね。しかし「ほっほ~~きゅ~~ば!おもしろ~~い。この値段だったら買ってもいいか~~」と買ってしまうのが、ビ〇ーキの〇ョーキたるユエンでして(笑)。
で、聞こうとして気がついたのが、このレコード、あるものがワタシが持っているレコードの中でダントツのナンバー・ワン。それはなにかといいますと・・・「グルーブ・ガードの標高!(爆)」レコード盤の外周には「グルーブ・ガード」と呼ばれるわずかな隆起が形成されてまして、これは針を載せたときに遠心力で盤からポロリと針が落ちてしまわないようにするため、という説や、レコードを取り出すときにジャケットや内袋に盤面がスレないようにするため、という説があり(たぶん両方だとおもい)ます。50年代の途中からこれをつけられるプレス機がシュツゲンしたらしく、それ以前のないものは「フラット・ディスク」と称することは以前書いたとおり。で、この隆起が「異様に」盛り上がっているんです。こんなのは見たことがありません。針を乗せるときにここに近づきすぎると逆に内側に針がはねられてしまうので、これはこれで危険なような気がするんですが・・・(ちなみに、ジャケの裏を見るとどうも盤はメキシコ・プレスらしい)
さてこのバンド、「Grupo Sintesis」(Sintesisがグループ名だそうで「Sintesisというグループ」という意味かと)はキューバの当時のロックの先鋭バンドであったらしく、なんと現在も活動しているとのこと。このアルバムはあるブログで見つけた記事では「ギガレア!」「プレミア~~万!」と書いてありましたが、そもそもこれを欲しがるヒトが何人いるかナゾです(笑)。
で、内容ですが、針を落としてマジびびりました。「ば、ば、盤質がわるい・・・」見た目はそうでもないんですが材料がわるいのか小雨みたいなノイズが。それでもめげず聴いていきましたが、このアルバム「傑作」です。確かに演奏はシンフォニック・プログレでオルガンなどの重厚なバックの周りをシンセやチャンバロが暴れまわる(?)というものなのですが、とにかく曲がいい!曲がいい、というか「歌」がいいんです。男性、女性が均等くらいに歌ってますが、聴いていて思い出したのが、先日記事にした東欧のソフトロックの名盤。B面になるとまるで宗教音楽のような女声コーラスが入るなど、美しいパートが目白押し。素直に感動しました。
ということで「ジャケットから内容が想像できないレコ」でもトップにランクインが決定(爆)
