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これは先日と同じ地元レコ屋の店内委託セールにてGET品。一応「ジャズ・ボーカル」のエサ箱に入っていました。ま~~ったく知らない名前だったのですが、キメテはこのジャケット。なんだかウラ寂しげな画面にこの盤の主人公とおぼしき女性がポツンと・・・「俺がこのハコから救い出してやるしかないか~~」というキブンに。
この女性、モルガナ(モーガナ?)・キングさんは今もご存命の歌手&女優。女優としてはなんとあの「ゴッド・ファーザー」のマフィア・ボスの妻役として出演されていたよう。昔ビデオで観ましたが、まったく覚えてません・・・音楽活動は若い時からされていたようで、音楽学校でオペラの勉強もされたみたい。10代でミュージシャンと結婚し、その後離婚。トロンボーン奏者と再婚されたようですが、インナースリーブに印刷されている文章によるとこのアルバム録音(73年)の数年前に交通事故にて夫は他界。自身も別の事故で重症を負って、この当時は半引退状態だったそう。LAから転地療養されるためなのか、砂漠地帯の近くに一人娘と引っ越して犬たちと暮らしていた、というキジュツでこのジャケ写のイミがハンメイ。これって、その砂漠なんですね・・・
おそらく元々はポップス系の歌手であったと思われるキングさんですが、このアルバムではタイトルにあるように「引退状態からの復活」を目指すことに。取り上げた曲はいずれも当時の「ナウい」音楽たち。スティービー・ワンダー、ケニー・ランキン、ダニー・ハザウェイ、レオン・ラッセルなどの曲が収録されています。(アレンジ、Keyはボブ・ジェームス)その歌はまさしく「滋味深い」という表現がピッタリの歌唱。おそらく体調も万全ではないですが、もてる技術の限りを尽くして名曲を料理しています。白眉はやっぱりこういうPOPS系がいいよね、というB面の「ア・ソング・フォー・ユー」。センターにどど~~んと巨大なキング嬢がシュツゲン。よく女性Vo優秀録音で取り上げられるカジノ・ロワイヤルの「ルック・オブ・ラブ」をもしかすると超える名演かもしれません。
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