
これは先日地元レコ屋にてGET品。洋楽の新入荷をパラパラしていたら、いきなり黄色いジャケットが。そこには木漏れ日に映えるアジア系とおぼしき男性が。え~~と名前は・・・「ジェームズ・い、い、あいは?」どこの国のヒトかもさ~~~っぱりわかりません。そして値札を見てびっくりたまげろう。なんと5桁レコ。「???」サッパリ正体がわかりませんでしたが、お店で試聴したところなんだかよさそうなので「だいぶ・いんとぅ・みゅーじっく」してみることに。(ちなみにこのフレーズ、某雲丹四のキャッチフレーズ。「黙ってレコ買えや」ということでしょうか)
買って帰ってからポチポチと調べてみたところ、この方は「ジェームズ・イハ」。なんと日系でさえなくご両親が日本人の生粋ジャパニーズ。ですがUS生まれのUS育ちのため、ほとんど日本語はしゃべれないそう。「ザ・スマッシング・パンプキンズ」という結構当時有名だったバンドにギタリストとして在籍しており、98年発売のこれがファースト・ソロだったみたいです。
在籍していたバンドの音も知らないので、とりあえず聴いてみるしかありません。さてその内容は・・・「う~~~ん木漏れ日ポップス・・・」UKのフォーク・グループ、ヘロンの形容に「木漏れ日フォーク」というのがありますが、これはそのポップス版。とにかくすごくやわらかくて、せつなくて、でも前向きな極上POPが眼前に。全曲ミディアム・スロー・テンポで、ボンヒャクのアーティストであればすぐに退屈するハズですが、このアルバムはゆったりしたグルーヴに身をゆだねているうちにいつのまにか終わってました、みたいな。メロディーもシンプルですごく凝ったコード進行やアレンジをしているわけでもないのにこれだけ聴かせる音楽はなかなかないかも、です。どうやら在籍バンドとは音楽性は全く違うらしいんですが、おそらく一気に曲ができる状態だったハズ。こういうことってあるんですね・・・当然あまり当時は話題にもならなかったらしく、現存するヴァイナルの数は極端に少ない、というのがお値段のリユウのよう。(これは欧州共通プレスのUKジャケット)でもまあ、この内容だったら仕方ないかな、とおもわせる作品であります。
ちなみに彼のルーツは沖縄だそうですが、B面にあきらかに沖縄民謡っぽいリフの曲があります。
