
これは先日地元のレコ屋にてGET品。聴いたこともない団体ですが、発売された89年当時はこれが百貨店のCMに使われていたようです。団体名は「ブルガリア国立合唱団」ですが、実質的には作曲家であるフィリップ・クーテフさんという人がブルガリア各地で収集した旋律を合唱にアレンジして歌う目的で結成された団体のよう。村ごとに声が良い娘たちを集めた、とありますが「娘」というにはキツすぎるカタガタもちらほら(爆)。当時世界を席巻した、というような表現があるので、世界中をツアーしてまわっていたのでしょう。これは来日公演を行った際にホールで客なしライブ録音をおこなった音源のようです。
その音を表現すると「ビリビリくるわ~~(笑)」。高音に普通の合唱では聞かれないスゴイ張りがあり、ビリビリっとくるんです。これは解説によると、発声法がいわゆるクラシックの「ベルカント」唱法と違って、喉から直接声を響かせる(邦楽の掛け声みたいなのと一緒だそう)歌い方のためだとか。わざわざ周波数特性のグラフまで掲載されており、高音にピークがいっぱいあるよ、みたいな。
89年当時は当然とっくにCDがLPに取って代わっており、この音源もCD発売を想定して録音されたようですが、この録音のプロデューサー氏は「こんなに高音の成分が豊かな音楽は20kHz以上をバッサリ切っているCDには入りきらないので、ぜひLPも作らせてください、とJVCにお願いしたところ、許しが出たのでCD用とは別にアナログ・テープを回してLP用のマスターを録音しました。レコード会社がLPを作るのを決断したのはエライ」みたいなことをライナーに書いてます。レコード会社側のニンゲンがこんなにはっきりと「CDだめじゃん」と書いていいのか?(爆)推測するにCDでボロもうけしているから、LP制作する余裕があったんだと思いますが・・・
という経緯なので、たぶんこのアナログはかなりレアだと勝手に信じてます!(笑)
