
本日は外も寒いので、アナグラでぬくぬくとレコ三昧です。棚からポロリ盤を聴いていましたが、久しぶりにこれが目にとまりました。スティーリー・ダンの「ザ・ロイヤル・スキャム」です。これはUK初版。USオリジナルのレーベル・デザインは同心円状に輪っかがある「マルチ・ターゲット」と呼ばれたりするデザインにこのアルバムから変わっていますが、UK盤は変更前の黒レーベルのまま。このあたりがUK盤好きとしてはグッとくるポイントだったりします(笑)。マトリックスはA1、B1。そしてこのLPが初版であるという動かぬ証拠が!それは・・・「ジャケに1976と大書(爆)」わざわざジャケに紙貼って書くようなことかな~~と思いますが。しかも上のほうにもう一箇所「1976」って書いてあって、もうええから、みたいな(笑)。もしかしたら当時買った若者(バカモノ?)がこのLPのあまりの素晴らしさに「うお~~~ええやんけ、このアルバム。買った記念に西暦書いとこ。あ~~こんなんじゃ目立たんがな。このシール貼って書いたら・・・おお、目立つがな(爆)」みたいな。
音楽評論家の中にも一時期USがオリジナルのアルバムでもUK盤がいい音がするんだ、と主張していたヒトがいました(最近言わなくなりましたね)が、このアルバムに関してはUK盤、面白いです。UK盤は一般的な傾向としてはUS盤に比べて中低音がみっちりした少し暖色系の音のことが多いですが、このアルバムでは見事に内容にマッチ。US盤は切れ味のあるクリアな音傾向ですが、UK盤は演奏が楽しく聴けて思わず腰が動くカンジです。ドナルド・フェイゲン氏に「スティーリー・ダンの音楽を一言でいうと」と質問したところ「JAZZのハーモニーとファットなビート」と答えたらしいですが、JAZZのハーモニーならUS盤、ファットなビートはUK盤というところでしょうか。とにかくA面などはカッコよすぎてモンゼツしてしまいます。
ところで、ジャケ裏のクレジットの最後のほうにある「Nurse」さんは一体何にスペシャル・サンクスなんでしょう?
