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今年最初のネタは何にしようか、と思案してやっぱり干支かなあ、と。で、レア・バードの「As your mind flies by」とか、バーズの「ミスター・タンブリン・マン」(つづりは「BYRDS」ですが。笑)などを聴いてみたのですが、結局ベタなこれに。

これはイタリアの近~現代作曲家、レスピーギのその名も組曲「鳥」。ルネッサンス期の鳥を題材にした曲をさらに題材にしてオーケストレーションをほどこした一品です。序曲に続いて「鳩」「メンドリ」「ナイチンゲール」「カッコウ」で構成されていますが、まあわかりやすい(笑)です。「鳩」はおっとりした感じのワルツ、「メンドリ」せかせかした音楽、「ナイチンゲール」はまったりあやしげ、「カッコウ」は「かっこ~~」(爆)。まあそんな感じです。レスピーギという人はたしかそんなに作曲家として残した作品は多くありませんが、「ローマ3部作)」とか「リュートのための高雅な舞曲とアリア組曲1~3」など名作が多いです。オーケストレーションが本当に美しく、すごく「情景」をわかりやすく音像化する天才なので、もう少し長生き(1930年代に死去)していたら、映画音楽の世界で素晴らしい成果を残したのではないかと思います。
この盤は高音質で有名なUSマーキュリー・レーベルの録音ですが、今回のはUK盤。UK盤はEMIから出ており、ジャケットもしっかりビートルズと同じ「Garrod&Louthouse社製」です。マーキュリーにはレスピーギの録音が結構あるのですが、ジャケ裏に「我がマーキュリーのリヴィング・プレゼンス録音にはレスピーギの華麗なオーケストレーションがデモとしてピッタリだから」みたいなことが書かれています。
しかも偶然にもこの曲、作曲されてから今年でちょうど90年。この録音(58年)の時点では作曲から29年しか経っておらず、立派な現代曲だったワケで。あと10年したらちょうど作曲100年ですが、その年の干支は違うのが残念!(笑)。
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