これは新宿の新しくできたHMVレコード店にてGET品です。見た瞬間は白地のじみ~~なジャケのため何か分からなかったです。これは山下達郎が仲間たちと72年に録音した自主製作盤で、これがたまたま流れていたロック喫茶にいた伊藤銀次氏が日本人がやっていることに驚愕して、山下氏と大瀧詠一氏を引き合わせるきっかけとなったことで知られています。100枚プレスされて1500円で赤坂のディスクチャートというロック喫茶のみで販売されたようですが実際には100枚も売れず残りは関係者に配ったのだそう。達郎さんのファンクラブでは確かCDを販売していたはずですが、アナログが再発されていたとは知りませんでした。このLPは85年に、大瀧詠一氏に山下達郎氏と一緒に会いにいった長門芳郎氏が経営していたパイド・パイパー・ハウスのレーベルから再発されたもののよう。その名も「ビリーブ・イン・マジック」。レコード番号も「magic-1」です。同時にレーベルのファンクラブというか応援団も募集していたようで、ライナーの一番下にファンクラブ募集の告知があるのですが、「あなたは音楽の魔法を信じる?YES or NO?YESの君は入会資格あり!」との一文が。若いっていいですね(笑)。ちなみにワタシはレコードの魔法は信じますが、現在の音楽シーンには魔法は感じません・・・
ライナーの記載によるとこのLPはいかにもガレージかつ自主制作なサウンドのオリジナル・マスターをまったく補修せず、フラット・トランスファーしているそう。なのでところどころキビしい音質のところ(特に借り物のエコー・マシーンの使い方がアマチュア・レベル)もありますが、内容は素晴らしいです。とくに当時19歳の達郎氏の歌唱はすでに他のナニモノでもない達郎氏の歌唱となっています。2曲目の左Chから突然聴こえてくる鮮烈な歌唱はなんというかこれはまあ知らないで聴いたらビックリするわな、というモノ。トリハダが・・・ライブではスネア程度しかプレイしない達郎氏のドラムセットでのドラム・プレイがマトモに聴けるのも貴重です。
兄によると今週の月・火曜に以前から達郎氏が「やりたい」とおっしゃっていたライブハウスでのアコースティック・ライブが行われたようですが、「え~~もん。おれ、これがあるもんね~~」とイジケる小さいオレ、みたいな(笑)