
本日ネットをぼーっとみていたら、例のディアゴスティーニのジャズ・アナログ集の広告が。「9月26日発売!」と書いてありますが、とっくに発売されてるがな・・・と思いましたが、雑誌と同じで正式な発売日とは違うんですね。広告のサイトには数人の方のコメントがありましたが、そのうちの一人が中平穂積氏。ご存知「DUG」のマスターにして現在でも健筆を振るうジャズ評論家であります。そしてこの「DUG」での実況録音がこれ・・・カーメン・マクリーの弾き語り10本勝負盤。
これも某セコハン・ショップGET分の一枚ですが、これはさすがに激安とはいかず、他のよりは上のお値段(それでも相場よりは安いと思いますが)がついてました。ジャケが白黒で地味なので、ぼーっとしていたら見逃すかもしれません(笑)。ジャケットにはちゃんと「スペシャル・サンクス」として中平氏の名前も。
音はまあ悪いわけがない(笑)です。会場全体を俯瞰したような音像ではなく、真ん中やや上方にVo、やや下方にピアノ、客席のざわめきやグラスの音は遠目、というカンジなので、おそらくVoとピアノに1本か2本ずつマイクを立ててミックスしたのかな、と。誇張したようなところは何もなくただ歌とピアノがキレイに聴こえてきますが、それ以上何が必要で?という名演。音がクリアすぎて演奏中にケッコウ頻繁に「コツン、コツン」みたいなノイズが聴こえます。「何コレ??」
で、答えは裏ジャケにあり。どうやらこの立派な「付けヅメ」が弾くときに鍵盤に当たる音みたいなんですね。「つけヅメつけたままでピアノ弾くとはプロらしからぬ」とお思いの方もおられるかと思いますが、これもちゃんとリユウが。ライナーを読むと最初ピアノ伴奏は誰かにお願いする予定だったようですが、来日中にうまくピアニストがつかまらなかったのと、プロデューサーが過去にピアニストとして活動していたのを知っていたため、「どうしても弾き語りで録音したい」と乗り気でない本人を説得してジツゲンしたらしいのです。この日も昼に2公演したあとにDUGでライブ収録、ということで付けヅメ取るヒマはない(というか公演がメインですから)。というのがこの「コツンコツン」のリユウであったのでした。それにしてもピアノもすんばらしいです!
