
これは先日海外から到着品。ジャケに写っているのは将棋界最強のあのヒト・・・ではなくて若き日のヨーヨー・マ(笑)。こんな盤は見たことも聞いたこともないので、思わずポチってしまいましたが、予想通りこれが録音デビューだったようです。79年なのでまだ24歳。ジャケ裏のライナーをみるとこの時点ですでにバーンスタイン、カラヤンと共演した、とあるのですでに若手の天才奏者の地位は確立されていたようですが、まさかのイギリスのマイナー・レーベルからのデビュー。
この「Lyrita(リリタ??)」というレーベルはどうやらイギリスの作曲家の曲のみを録音するレーベルであるらしく、MONO録音時代から存在したよう。一度店じまいしたようですが2014年に復活し、このアルバムのような過去の録音をCD-Rで販売しているよう。「イギリス音楽愛好家にはおなじみ」だそうですが、イギリス音楽愛好家にどれほどの人口がいらっしゃるのか、商売になるのか、余計なシンパイを(笑)。
このアルバムは「ジェラルド・フィンジ」というモチロンUK産の作曲家が作曲したチェロ協奏曲が収録されています。この曲はどうも1951年ごろに作曲されたようなんですが、その数年後に55歳で亡くなるようなので晩年の作品です。この曲と少し前に作曲されたクラリネット協奏曲が有名であるらしく、CDはこの2曲のカップリングが多いみたいです。このLPはチェロ協奏曲のみをたっぷりカッティング。A面全部で1楽章、B面で2,3楽章という構成です。
1楽章は冒頭からイキナリの「ばばばん!!!」という大音響から始まり、わりとスペクタクル系のオーケストラが。ソロはモチロンそんなに大音量で弾けないですからそれなりですが、カッコいいです。2楽章になると「エルガー協奏曲」のフンイキが濃厚に。やっぱり英国やね~~という感じ。マさんのチェロは当然スゴい、のヒトコトです。80年代に入るとCBSに有名曲を次々に録音するので、マイナーな曲を一生懸命弾いているこの盤は貴重ですね。
ちなみにジャケットの下の隅のほうには「Printed by Garrod & Lofthouse Co.」の文字が。まだあったのね(爆)
