
これは先日徳島の某セコハン・ショップ釣り上げ分からの一枚。この店はレギュラーの在庫はかなり少なく、すぐに見終わりそうなフンイキだったので、極力ゆ~~っくりと掘ってましたが、トツゼンこんなものが。一瞬「ああ、あれね。UKのハード・ロックでしょ。どうせ、国内・・・」と思いましたが、どうもこの頼りなさげな紙質のジャケはアレの可能性が・・・「UKオリジナルじゃね?」この店のレギュラー在庫は基本的に洋楽は1枚980円という値付けがなされており、アレも980円、コレも980円。「値段をつける」という古物をアキナうモノにとって最大の見せ所を放棄している気もしますが、当然このレコも同値段。UKオリジナルとしては安い!と思いましたが、「この脱力系うさんくさい日本完全にゴカイしてるハラキリ・フジヤーマなジャケから内容はキタイできんな・・・」とも。まあ検盤して「デッカ・プレス」だったら買おう、とレジへ。
「中身みてもいいっすか~~」と店員さんに声をかけて返事をまつまでもなくカイフウ。出てきたヴァイナルにビックリ!「緑かあああ~~~」予想外の展開にさっきまで買うのどうしようか、と思っていたことなどボウキャクのファーラウェイ(笑)。そうとも知らない店員さんからは「その色、盤面見えないでしょ~~」とのノンキなコメントいただきました(爆)。78年発売のこのアルバムはやはりデッカ・プレスではなく、手書きマトリックスでしたが買わいでか!ちなみに先日UPしたスピッツの「ハチミツ」はキレイなクリア・グリーンで「メロンソーダ」のようでしたが、今回のは「牛乳のんだあとのコップについだメロンソーダ」色です(爆)。
さてまあ盤の色で十分マンゾクしましたが一応音も聴いておくか、と皿回ししてみましたが、驚いたことにこれ、スゴく音が良いディスクでした。ギターの音の抜けの良さはちょっと類例が思いつかないくらいのハイ・レベル。単なるハード・ロックだと思っていましたが、これもちょっと違っていて「ヘンなハードロック」でした(笑)。突如裏打ちリズムになったり、エイジアみたいなところがあったり、やたら展開があってプログレぽかったり、70年前後のUKハード・ロックにあったワイザツなフンイキを残したバンドでした。ヴォーカルがちょっとパワー不足ですが、ヴォーカルがうまかったらおそらく歌に依存してこうはならなかったはず。とてもおもしろく聴けましたが、これは売れなかったでしょうね(笑)。
