
金沢最後の猟盤の地はここでした。ビーチ・パーティ・レコードから歩いて5分くらいのところ、のハズなんですが、どう考えても地図のこの辺、というところに来てもそれらしいカンバンがありません。こういうときは文明のリキを!(ただの電話ですが)「お店がわからないんですが。あ、ローソンが見えます」「でしたらそこからちょっと行ったところの美容室があるビルです」これでもすぐにはわからない(笑)。結局美容室のよこっちょにこのような細長い階段がありまして、そこにカンバンが。なんとかたどり着きました。
入店してまずちょっと荒俣宏っぽい店長氏に「さきほどはど~も」とご挨拶。見渡したお店はダンボールのエサ箱が掘りやすそうな高さにズラッと並んでますが、ジャンル分けの表示が小さくすぐにハアク困難であったため、しばらくキョドっていたところ店長氏が「何をお探しですか?」と。帰る時間から時間が40分くらいしかなかったのでロックに絞って、と決めていたのでロックを、とお伝えしたところ「このあたりがUKでここがUSで」と親切に教えていただきました。さっそくUKロックのエサ箱をつつき始めたその時、耳に何ともいえないイヤ~~な圧が。数秒で止むのですが、また数秒という感じでときどき襲ってきます。最初は音楽がかかってたので、オーディオの不調かなんかだと思っていたのですが、よく見るとなにやらレコード・クリーナーみたいなところで盤を回しているときにその音がすることに。そこで思い出したのがレコ・マップの記事。たしか「レコードは超音波で洗浄し」ているという記載が。と、いうことで耳の「圧」は「超音波」であったこと判明。いつも可聴領域外の音をレコードから浴びているせいかいまだに高音がかなり聴こえるのですが、超音波も「聴こえる」ことにビックリしました(笑)。ていうか他のお客さんはあれ、不快じゃないんでしょうか??店長氏は聞こえてなさそうでしたが(爆)。
しばらくUKロックのエサ箱をあさっていると、店長氏が「オリジナルとかさがしてます?」との質問が。「も、も、モチロン(笑)」と回答したところ、通販の在庫を見てもかまわない、ただし置いてあるところは冷房がないから暑いですがそれでよろしければ、ということで見ました。バックヤード。バックヤードは床にダンボールがぶわっと並べてあって、そこにぶわっとレコードが入っているだけ、という状態。中腰になってダンボールをつつく上に暑い、というなかなかの苦行です。で、値段がついていないのは店長に聴いてください、ということだったんですが、よく考えると通販のリストに載っているハズ。ということで、スマホで抜いたヤツを検索したら、ありますあります(笑)。通販の値段見ながらレコを掘るという奇妙な体験をしてしまいましたが、店長にアスクして「あ~その値段だったらキャンセルで~」という気まずさがないのは良かったですね。
このお店でも結局3枚購入。金沢で寄ったのは2店のみでしたが、どちらも店長氏が親切で、しかもどちらの店もジブンとこが商品を出していない駅地下での大規模セールをちゃんと「宣伝」されていました。このあたりのおおらかさが良いな~~とほっこりしたキブンで帰路に。