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これは先日海外から到着したブツ。おそらくこれを知っている人は少ないでしょう。かくいうワタシもジャケを画面上で見かけたときに「どっかで見たような・・・」としばらくキオクのイトをたどりましたから。ムカシ出版されていた「プログレ大辞典」みたいなヤツの、たしかジャズのコーナーにこれが掲載されていて「なんかキモいジャケやな~~」という印象のみ(笑)。で、これはいったいなんなのか、というと、UKジャズで活躍しているメンメンが集まってコンセプト・アルバムを作ろうじゃないか、と。そのテーマは「人生の7期」。これの元ネタは何なのかポチッと調べてみましたが、どうも有名なのはシェークスピアの「お気に召すまま」の中の有名な「All the world's a stage」という箇所に出てくるようで。つまり「受胎」「出生と幼児期」「子供時代」「思春期」「中年期」「老年期」「死」みたいな分け方で人生を語る、みたいな。
中心メンバーはピアノ~キーボードのゴードン・ベックとイアン・グリーン。後者はよく知りませんが、前者はワタシも知っている人で、後にAホールズワースと共演したりするUKジャズ・ピアニスト。この人たちが作曲、アレンジを担当したようです。で、内容は・・・「ないよう」(爆)いや、一応「ある」んですがかなり空虚です(笑)。冒頭はイキナリのフリー・ジャズ風で始まり、「おおっ!キツいUKフリージャズか??」と身構えますが一向にハードな展開はやってこず、だんだんとポップになり歌がメインに。これがまたフォークになりきれず、ビートルズになりきれず、という具合(笑)。で「思春期」では甘あまのバラードになり、「壮年期」で一転ジャズ・ロックに。最後はたからかに歌が入って、結尾にナゾのシンセのフレーズがピヨピヨなっておしまい(あの世、でしょうね)。これくらい印象が残らないレコも珍しいな~(爆)。
レーベルもナゾの会社ですが、盤はレーベルがざらざらで宮殿マト2&2と同じ工場にてプレスと思われるヤツです。音もあまり冴えないですし・・・今のところホメるところがみつからん!(笑)
ですが、ジャケットはよく見るとなかなか。裏のクレジットを見るとだいたい15世紀前後の絵や本の挿絵を引っ張ってきているようですが、「中年&老年」は以下のような超パンチのきいた絵が採用されています。いや~~ヒトの一生ってイマもムカシも一緒なんですね(笑)。勉強になりますです。
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