
これは少し前に地元のレコ屋にてGET品。この日はどうやら同一所有者が放出したものと思われるレーベル各社のいわゆる「高音質盤系」のレコードがゴッソリとまとめて出ており、あれよあれよというまにレコが積載・・・お取り置きを頼むというジタイに。いや~~こまるんだよな~~(笑)。
東芝といえばの「プロ・ユース・シリーズ」。ロック系では「狂気」や「アビー・ロード」が有名ですが、ジャズ、フュージョン、ポップス、チェック盤、フィールド録音、民謡まで幅広い録音があります。おそらくこのレコはその中でもかなり人気があるレコだと思うんですが、他のと変わらない値段が付いていました。村上(ポンタ)秀一氏と深町純氏のコラボ(ベースで高水健司氏参加)作品です。てっきりインプロの1発録音だと思っていたのですが、録音したものをオーヴァーダブしているようです。ライナーには「あなたの装置の限界の音量で再生してください」とあり、帯にも「あなたのオーディオは耐えられるか?」とのアオリ文句が。そこまで言われたらやるしかないよな(笑)。限界までデシベルを上げて聴いてみました。
A面に1箇所、ビニヤケみたいになったフシギな音溝が刻まれている曲があり、「どんな音が入ってるの?」とフシギでしたが、フタを開けてみると、なにか金属系のものを素早くこすったような「しゃっ」という音が左右から交互に出てくる、という溝でした(爆)。内容は深町純氏のシンセが分厚く、けっこうプログレとして聴けてしまいます。ポンタ氏のドラムもかっこうイイのですが、ちょっと不自然な感じも。ライナーを読むとどうもドラムの録音にはセットのタイコを叩いた瞬間にそのタイコに設置してあるマイクのパワーが「ON」になるシカケが用いられているらしく、他のタイコを叩いた音が被らないので鮮明に録音できるのが利点のようなんですが、一人の奏者が演奏している、というナチュラルな連続性がないことに物足りなさも。わりと深町氏がミックスにこだわっているようなので、構築的なサウンドになるのはヤムをえないのかも。
で、なんとかA面はちゃんと再生できたので「オレの勝ちだな」と思っていたら、A面の最後の最後にドラとグランカッサが「じゃ~~ん、どすん」と数回入っているのですが、これがカスれてしまいました。針先をみると「やっぱり・・・」針先にホコリがこんもりと。くそ~~、次は負けん(笑)。