
これは某セコハン・ショップにてGET品。準ジャンク値段です。ジャケットはぱっと見はオシャレなだけかと思いきや、よく見るとタイトルおよびアーティスト名は「エンボス加工済み」(笑)。見た目にまったく影響ないところに凝っているのがいかにも(当時)旬のアーティストです。
ワタシはこのアルバムが発売された86年はまだ思春期入りかけのガキだったので、世の中がバブルの絶頂にむかって湧いていたのはコドモゴコロ程度の認識しかなく、「なんであんな格好したお姉さんが踊ってるのか?」くらいのカンジでした。が、このアルバムを聴くと「バブルな感じ」というのはなんとなくわかります。「土曜日は大嫌い 次の恋の予感がするから」とか、現在ではおそらくジンコウにカイシャするのはムズカシいでしょう。今だったら「アベノミクスは大嫌い 次の不景気の予感がするから」かな(爆)。
レコードの送り溝には手書きの文字が見えるので、アメリカでマスタリング&カッティングされているようです。音質は当然GREAT。「洋楽なみ(笑)」。内容はバラエティに富んでいますが、このアルバムはなんというか「ぬくもり感」がまだ残っています。次のアルバムである「ダイヤモンドダストが消えぬ間に」になると音の壁みたいなのが大きくなり始めてワタシは入り込めません。あとになって分かることですが、このアルバムくらいまでが「アナログ」なのかもしれません。
ですがイチバンGREATなのは捨て曲ナシの10曲入りということ。そんな商売が成り立っていたこと自体が今から考えるとキセキのようで。