
これは東京の某店にてGET品。ドイツ・オリジナル盤です。これが何年に発売されたのか今ひとつナゾですが、盤の厚さなどからおそらく60年代後半あたりかな、と。ビートルズの初の公式録音、というイミで「ファースト」は間違ってませんが、「RECORDED」のフォントがかなり小さいですね(爆)。「フィーチャリング:トニー・シェリダン」とありますが、本来的には「トニー・シェリダンとビート・ブラザーズ」ですから完全に主客逆転です。
ワタシはこのいわゆる「ハンブルグ音源」というのは聴いたことがなかったので、「どうせ、海賊盤みたいなしょっぼい音なんでしょ」と期待せずにモノ針を落としたのですが、スミマセン。ワタクシがマチガッておりました。1曲目からジョンがVoをとっている録音!しかも音質は鮮烈!素晴らしいです。トニー・シェリダンの歌唱はすごくうまいのですが、どう聞いても「エルヴィス」のマネ。ですがジョンの歌は荒々しく不良感ぷんぷんで、このままビートルズでデビューしていたら、間違いなく地方のガレージ・バンドで終わって、今ではシングルが1枚20万くらいになっているに違いない(笑)。つくづくGマーティンとBエプスタインの存在の重要性を思い知らされます。
ジャケ裏には当時すでに「あのビートルズのデビュー前に関わった人物」という位置づけになっていたとおもわれる(笑)トニー・シェリダンがライナーを書いてますが、「世話してやった」とか「ステージ衣装の革ジャンはオレと一緒に作ったやつだ」みたいな「アニキなオレ」的コメントがマンサイ。ですがその中に「だれも持っていないようなレコードをヤツらは持っていた」「レコードを探す才能があった」という記述が。ナルホド、だれも持っていないレコードをもっていたら成功できるわけね。じゃ、ワシなんかかなりいいところまでいけそう(爆)