
これは火曜日に某セコハン店にてGET品。「青山学院大学輔仁会音楽部管弦楽団定期演奏会」の実況録音です。フォンテックがプレスを担当していますが、値段などは印刷されていないので、おそらく関係者のみに配ったか販売したものとおもわれます。まあ、300~500くらいじゃないかな。スゲ~レアですね(爆)。
で、まさかと思って調べてみたところ、なんとドンズバ。80年に東京文化会館で開催されているのですが、学習院大学音楽部でヴィオラを担当されていた皇太子徳仁親王はちょうど20歳。どう考えても出演されています(驚)。思わぬところで皇室関連レコードであることが判明。ま、なんとなく予感はあったんですが(笑)。
この日のプログラムは序曲にエグモント、中プロにシベリウスのVn協奏曲、メインに幻想交響曲という、何とも濃ゆい(爆)。さっそく聴いてみたんですが、なんと保存状態が悪く盤の外側がウェイヴしており、面のはじめが聴けず。エグモントはチェロとベースのメロディのあたりから聴けましたが、最後の速くなるところの直前の木管アンサンブルの入りが完全に崩壊・・・
気を取り直してシベリウスの1楽章。これが素晴らしいんです。クレジットには独奏者は「水野佳子」とありましたが、現在は「水野佐知香」さんとして活動されているようです。75年に日本音楽コンクールで1位となり、この頃は在京オケのコンミスをされていたようです。現在は洗足音大の教授をされているようですが、とても麗しいお方です。
独奏はかなりコッテリとした演奏ですが、力強さも満点。某音楽評論家が「文化会館は聴くには最悪だが、録音には最高」と述べている通り、ホール演奏とは思えないほど残響が少なくナマな音で、それが却って臨場感があってよし。おそらく要所(ファゴット1番とか)にはプロが配置されているのか伴奏も問題なし。名演といっても良いレベルの演奏だと思います。
で、3楽章が終わったら、突然幻想の5楽章が・・・ディスク2が幻想なんですが、通常3楽章をぶった切ってB面に4,5楽章を入れるのが、B面に3,4楽章を収録し、5楽章がここにきてしまった、というワケ。金管が有名なメロディーのコラールを演奏する直前のグロッケンのあいの手の弦楽器一部が完全にフライング・・・なかなかスリリングですね(爆)。