
これは日曜にレコ屋で仕入れてきました。この数日MONO熱がやたら高まっています。これも多分50年代のMONO盤で、レーベルはフランスのデュクレト・トムソン。な~~んか聴いたことがあるな~~、確か激レア盤があったはずだけど、と思ってポチッと調べたら、ありました。「ズート・シムズ」ですね。多分オリジナルが出たら会社員のボーナスが軽く吹っ飛ぶと思います。これはそこまでのレア盤ではもちろんなく日本盤ですが、ポチッとしらべて出てきたフランス・オリジナルのレーベル形状と、深溝の位置が全く同じなので、フランス・プレスでレーベルとジャケだけ日本仕様、ということに自分の中で決定しました(爆)。
指揮はヘルマン・シェルヘンでオケはウィーン国立歌劇場管弦楽団(いわゆる「ウィーン・フィル」ですね)。あまり見かけないエグモントの劇付随音楽の全曲です。なのであの有名な序曲に続いて歌モノがあり、B面になると朗読がメインの場面も。そして最後にドイツ語でなにやらかを高らかに叫ぶやいなや、序曲の最後の盛り上がり部分がもう一度演奏されて終幕、という具合です。
最近思うところなのですが、MONOって「ピアノ」つまり美しく繊細な部分が美しく聴けるのが美点だと。強奏になるとやはり音が飽和してしまうところがありますが、ピアノはステレオよりもキレイです。もう一つ最近雜誌などでときどき言われていることに「MONOはスピーカー一本で聴いたほうがいい」というのがあります。が、これには少々首肯しかねるところも。子供の小学校の運動会なぞに行くと、放送でかかっている音楽とかが予想以上に良い音で流れることがあり(昔みたいにヘロヘロに伸びきったカセット・テープ音源とかじゃなくて、CD流したりするからでしょうか)、「うわ!うちのオーディオよりもいいかも・・・」と危機感を覚えることがあるのですが、これってMONOですよね。でもグランドという広い場所で遠距離で指向性がない状態で聴くからよいのでは?普通のサイズの部屋で聴くのにまず指向性を気にしない距離をとるのが至難ですし、耳は2つあるので、近距離だと2箇所の方が有利だと思うのです。もう一つ、音源が2つあると位相がずれる、というハナシもあるのですが、1mあまりの距離で位相のずれを精密に聞き分けられるのでしょうか?私はムリ(笑)。大体、以前試した時に、右耳と左耳の特性が違うことに気づいた(右のほうがやや高音の感受性が弱い)ので、理論的には耳の特性も加味した音源を左右別に入れるとより厳密なMONOになるのでは。
まあ、いまさら部屋の狭さから真ん中にMONO用のスピーカーを置けない、というお・と・な・な事情が前提なのですが・・・