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もともとUKオリジナル(マトリックス1W盤。結構出ない。)を持っていたんですが、コンディションが・・・のため、コンディションの良いものを、と東京ハンティング・ツアーで以前GETしていたものが、先日のレコード総片付けにてポロっと出てきました。やっぱりUKオリジナル、え~音です。左隣はこのアルバムからカットされたシングルです。「スノー・グース」から「フレンズ」までが収録されていますが、シングルは微妙にアレンジが違うシングル・バージョン。(そしてなぜかB面は「ミラージュ」からの曲)キャメルの映像アーカイブ集DVDにはこのシングル・バージョンのスタジオ・ライブが入っていて、木管4重奏(オーボエ、クラリネット、ファゴット、フルート)がしかめっ面して演奏しているのがちょっと可笑しかったり。

中坊だった私の「プログレ熱」が最高潮に達していたときにキャメルの全アルバム中これだけはCDが出ていました。背がシールになっているヤツで確か定価は3300円。私が住んでいた超地方都市のとなりのちょっとましな地方都市の大型スーパーのレコード屋にひっそりと置いてあり、見つけたときには狂喜乱舞。ですが、中坊の目指すプログレというのは「クリムゾン」か「イエス」なわけで、なんとなく地味~なこのアルバムはそれほど琴線に響かず。だったのですが、いつからかこれはスゴイな、と思うように。
やはり数あるプログレの名盤の中で、これくらい美メロが次から次へと出てくるのはちょっと見当たらないわけで。クラシックでいうと「スラブ舞曲集」みたいな感じです(分かりにくいな・・・)。このポール・ギャリコの1941年に出版された小説は様々な音楽家の創作意欲のツボを刺激するようで、先日も某セコハン店でイギリスの作曲家によるアルバムが置いてありました。(買いませんでしたが・・・)おそらく音で映像のイメージを喚起する、という部分にすご~くマッチする素材である上に、イギリス人はおそらくこの小説にはある特定の感傷があるのだと思われます。