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そのウワサはいつからか都市伝説のように聞こえてきていました。「イン・ロックのUKオリジナルに『A1』盤がある」というウワサ。あるレア盤専門店の店長から「ありますけど、凄い珍しいですよ」と聞いて、やっぱりあるんだ、と。そのうち関東の某チェーン店にも時々並ぶようになりましたが、その時のポップには「1000枚に1枚!」の文字が。数えたんか、全部。(爆)そうこうするうちに大体東京に行ってそのチェーン店にいくと壁に掛けてあるのを見かけるようになりましたが、このお布施がまたたいそうな(笑)。通常見かけるのは「A-2」「B-1」で、A面は少しモコミチな音なんですが、まあこんなもんかな~~どうせ「A-1」大したことないでしょ~~と自分に言い聞かせる、みたいな。ところが今回、たまたまかなり安いお布施でこれが手に入りました。セラーとはひと悶着(詳細は書きませんが)ありましたが。コンディションはまあお値段もお値段なので、ZB(ズタボロ)コンディションでしたが、クリーニングかましたらなんとかIC-(イマイチ・マイナス)くらいにはなりました(笑)。
さてA-1を聴く前にA-2を聴いておかねば、とターンテーブルを回したところ、でてきた音が・・・「ん?なんかミックスがヘン・・・」ギターとオルガンの掛け合いがほとんど聞こえません。何かのまちがいかと思ってカートリッジを交換しても一緒。「・・・A-1と比べるまえに早くもミックス違いか?」・・・なんと、プリアンプのミックスのツマミを間違って回してしまっていたらしく、「L+L to R」(つまり左右からL-Chの音しか聴こえない)になっていただけ・・・普通のステレオに戻したらもちろん元通り。トホホ・・・
さて気を取り直して最チャレンジ。事前にすでにお持ちであるレコポコ師匠より情報が。「ドラム、違うよ」。本当でしょうか?そしてついに針を落としてみたところ・・・「神はお隠れになられました」。
私が聴いた範囲では、1曲目の「スピード・キング」が明らかに別ミックスです。大きな違いは・ボーカルが異様に大きく鮮明である、・A-2では右奥のほうに押しやられているドラムがセンターにドーンといて左右に広い、・後半あたりのドラムにA-2では聴こえないフロア・タムのオカズが追加されている、・A-2では基本的に右にオルガン、左にギターでかなりクッキリ聴こえるのに、A-1はセンターの奥にギターとオルガンがまとめられて完全に伴奏状態、などなど。これらを総合すると、どうもこれはいわゆる「ラフ・ミックス」というやつではないかと。歌モノとして聴くと面白いのですが、ギターは全然聴こえずこれを聴いて「ギター・ヒーロー登場!」とは間違ってもならないシロモノ。想像ですがこれを聴いたリッチーが激怒して、「差し替えね~と、この間覚えた白魔術の呪術でお前を呪ってやるからな」といったかいわないか(笑)。とにかくA-2ではギターが大暴れ、ということになったのは確かのよう。
その後の2曲はミックスはおそらく同じですが、A-1の方がA-2より鮮度が数段上です。UKオリジナルに抱いていた「違和感」がようやく払拭された感じです。ちなみに1枚だけ変な色のジャケの独オリジナルもチェックしましたが、A-2ミックスでした・・・