ギャップがたまらんというか~~由紀さおり【う・ふ・ふ~宇崎竜童を歌う】 | 「高松のレコ万男」レコヅケのアナロ愚道日記
これも例の「買い付けBOX」より釣り上げ品。ジャケを見た瞬間に「ビビビ(死語)」ときました。内容はさすがの宇崎竜童ネタ、のっけからハードに飛ばしています。それにしても多分一番歌にアブラがのっていた時期(77年)だとは思うのですが、素晴らしい歌唱です。リズム感が素晴らしいのに加えて、アーティキュレーションのもっていきかた、そして計算しつくされ(ているように聴こえ)たビブラート、感心しきりです。A面2曲目の百恵ちゃん有名曲における3回目の「これっきり~~ですか~~」の高くシャクリ上げるところなぞはゾクゾクするような冷たい官能を感じます(妄想か?)。これまでこのころのレコードを聴いたことがなかった(夜明けのスキャットは知ってますが)ので、正直由紀姉さんの印象は「童謡コンサート」と「ドリフのコント」でした。特にドリフのコントでの由紀姉さんはかなり好きでしたね。確か色っぽいのに天然なお母さん役とか、「聖歌隊」コーナーでちょっと乗り切れないキャラ担当をされていたと思うのですが、その印象と全然違います。本来は「歌を披露させてあげるかわりにコントもやってね」ということだと思うんですが、結構ノリノリでやっていたような気も。それについては今考えると2つの要因があるような気がします。まず、「ミュージシャン」としてのドリフターズに対してリスペクトがあったのではないか、と。なんせ、一応ビートルズ来日公演前座バンドの一角ですから(笑)。もう一つは、「これも芸のコヤシだ」と積極的に受け止めていたのでは、と。お笑いをきちんとやるというのはセンスが必要なことで、それは音楽的なセンスと共通するのかな、と。私がリアルタイムで番組を見ていたのはこのアルバムより少し後ですが、やっぱりこういう歌が歌える人はセンスがいいのだな、と。今もときどきミュージシャンが演技したりお笑いしたりするのを見ますが、大体やってる音楽のレベル通りかも・・・

