彼岸をわたる前~~ワルター/NYP【ブラームス交響曲1番】 | 「高松のレコ万男」レコヅケのアナロ愚道日記
昨日、地元レコや定期ガサ入れにてGET。ムゴい値段だったので、拾ってしまいました。おそらく80年代前半のモノとおもわれますが、てっきり「コロンビア響ステレオ録音」かと思って買って帰ってからよく見ると「ニューヨーク・フィル」。「モノラルの50年代のや~~ん!」(爆死)ま、それはさておき気になるのは帯に書いてある「デジタル・マスター使用」の文字。この当時のワルターの録音は録音当時のプロデューサーであるジョン・マクルーア氏によってデジタル・マスタリングされており、これが有名(でもないか・・・)な「マクルーア盤」というやつのようなんですが、コロンビア響との録音のみならず、古いこのような録音でもマクルーア氏がからんだのかどうか・・・ま、どっちでもいいんですが(笑)。演奏は冒頭のハイドン・バリエーションがまず素晴らしい演奏。録音状態は良好で、NYPの弦がしたたる美音を聴かせてくれます。最後まで優雅さを失わない!そして交響曲ですが、少し録音のクオリティーが落ちますが、こちらもなかなか。1楽章は快速テンポ、4楽章も序奏以外は快速テンポで進んでいきます。これはほぼ同じ時期と思われるDECCA盤の「ベイヌム/ACH」の同曲の演奏とそっくりな気が。この人たちはブラームスと同時代を生きており(直接会ってるかも)、「ミュンシュ/パリO」や「カラヤン/BPO」に代表される「大きな堂々たる交響曲」路線は作曲者の意図と違うんでないか?との疑念も。この録音の後にワルターさんは心臓発作で死にかけ、そのあとにいわゆる「温かみのあるワルター」というイメージの演奏になった、との説がありますが、死にかけたときに何かの「体験」」でもあったのでしょうか・・・少なくともこの頃の演奏は元気ハツラツ、ギラッチッチですね~~(爆)

