イメージ 1

イメージ 2
ふと思いついてタンスのコヤシとなっていたオルトフォンの丸針野郎(女性かもしれんが・・・)、SPU-GMを取り出してダイナベクターに無理やり装着。(一応針圧3gまでなんですが・・・)いや~~丸針でガッツリもいいですね。SPUときたらやっぱり昔のレコでしょう、と最近届いたカラヤン氏のDECCA盤を。80年代のカラヤン氏はグワシグワシとオケをドライブする印象があり、正直ちょっとトゥー・マッチョなところがあるのですが、DECCAのころはまだまだまじめーに音楽に取り組んでおられるような気がして好感が持てます。このモーツァルトは、中でも特別素晴らしい気が。ひたすら美しい旋律を美しく鳴らしています。ややゆっくりめのテンポで歌い込まれる芸は「老成したな~~」という感じなんですが、こっちのほうが若いんですよね・・・今思いついたのですが、やはりロックの影響が大きいのかな、と。この録音は63年なので「彼ら」が世界的な成功を収めるまさに前夜。「彼ら」が成功を収めたあとの世の中では、美しいだけの音楽では見向きしてもらえない、という意識がどこかで働いたのではないでしょうか。そう考えると、良き時代の最期の記録なのかもしれません。あ、でもジャケットはもうあの細身のタートルネックで腕を抱きしめるように構えたカラヤン氏独自美学が炸裂しており、この時点では「彼ら」よりもアクが強いですね(笑)。さすがだ・・・