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先週の某レコード屋定期検査においては、3箱いわゆる「ワールド・ミュージック」というやつが新入荷してまして、いろいろ拾ったなかの一枚。日本ビクター企画と思われる、本場アルゼンチン・タンゴの録音です。ニス・コーティングかつ見開きの豪華なジャケに収められており、レコードが大量消費の対象となる直前の良き時代の名残です。(73年発売)内容は非常にまっとうすぎるアルゼンチン・タンゴ。個人的には世間が「アルゼンチン・タンゴ≒ピアソラ」みたいになっているのがちょっと違和感があり、こうして本場のサウンドが聴けるのは嬉しい限りです。しかも、録音は超優秀!!普段聴いているボリューム設定にすると、1曲目でびっくり仰天。めちゃくちゃレベルが入っています。しかも楽器の音も非常にクリアーに捉えられており、快感そのもの。特に嬉しいのは、ベースの音が鮮明に入っていること。アルゼンチン・タンゴのベース奏法というのは独特で、弓の毛をべったりつけてこする音でドライブ感を出すのですが、その感じがビンビン。アコーディオンがまた強烈な音で最高です。こんなすんごい音盤がワンコインなので、まあ現在もいい時代といえばいい時代です・・・