レコード演奏法についての考察~~山下達郎【ビッグ・ウェイブ】~~ | 「高松のレコ万男」レコヅケのアナロ愚道日記
昨日と同じネタになってしまうのですが、どうしても書き留めておきたかった事が。なので、画像は裏ジャケ、B面レーベルとライブで配っていた30周年盤のチラシです(笑)。昨日自分でもあらためて聴いてみたのですが、音が少し飽和気味に聴こえて、「あれ~こんな音だったっけ・・・」となりました。本日再度再生に挑戦して、ふと気がついたことが。「このアルバムって・・・スペクター・サウンドだ」言うまでもなく、このアルバムに通底するのは「フィル・スペクター」です。そしてスペクターといえば、音を重ねてキャンバスを塗り尽くすようなサウンドを構築することで有名です。以前どこかで達郎さんが、大瀧さんの福生スタジオでフィレス・レーベルのUSオリジナル・シングルを聴かせてもらったことを回想したのを読んだことがありまして、確か「分厚いサウンドに驚いた」みたいなことをおっしゃっていたと記憶していますが、まさしくそのようなサウンドを目指したのではないか、と。推測ですが、レコード会社さえオッケーが出てたらMONOで出したかったんじゃないか、と。とすれば、このアルバムが80年代なので、80年代以降の録音を聴くのに主に使用している、軽いシェルで音のヌケを良くしている針ではダメなんじゃないか、と推測して、針圧がより高くて60年代のステレオ盤なんかにガッツリ使用しているカートリッジでガッツリ聴いてみました。結果は・・・「うわ~~桃源郷・・・」音が比べ物にならないくらいマイルドに溶け合って迫ってきます。各楽器の響きの鮮度や、定位などは犠牲にしても、トータルなサウンド作りを志向したのだとあらためて気づかされ(妄想ではありますが)ました。30周年リマスターはどのように仕上がっているのでしょうか?推測ですが、より「分離よく、メリハリよく」になっているんじゃないでしょうか。せっかくだったら「MONOミックス」とか収録したらいいのに(爆)。こんなくだらないことを考えながら聴けるアナログってやっぱりいいなあ、というのが言いたかったわけで・・・

