フィル懲りんズ~~ブランドX【ライブ・ストック】~~ | 「高松のレコ万男」レコヅケのアナロ愚道日記
棚から一掴みしたらこれがぽろっと。フィル・コリンズを中心とするUKフュージョン・バンドのサードにしてライブ・アルバムです。UKオリジナルでマトリックスは両面「1」。CDで最初にこれを手に入れて(ヴァージンから出ていた帯に墨流しみたいな模様がついた2800円シリーズ)聴いたときには、「なんか、よくわからんな~~」と感じましたが、以前にUKオリジナルを入手したときも同様の感想。そしてオーディオがレベル・アップしたらどう聴こえるか、ということに興味がありましたが、現在の装置で聴くと以前に比べて細部がはるかにくっきりと聴こえてきました。で、印象はどうかわったかというと・・・「みんな、好き勝手やってるのね」。別にあってるとかあってないとかじゃなく、テクニックは凄いし、アンサンブルもばっちりなんですが、なんだか「それで何が表現したいの?」という印象が。2曲目の「ナイトメア・パトロール」ではドラムがかなりはっきり聴こえるようになり、中央にフィル・コリンズ、左寄りにモーリス・パートという配置になってますが、フィル・コリンズがまあすんごい複雑なフィルをかまし続けているんです。が、楽曲にどう貢献しているかというと謎。ひたすら超絶技巧教則本を演奏して「どうだ!すげーだろう」みたいな感じです。この後は本家のジェネシスのほうが売れてくるため、こちらでの活動はフェード・アウトしていくフィル・コリンズですが、その後90年代にも懲りずに自分がドラムを叩く「ビッグ・バンド」を組んでいたように記憶しています。まあ、ブランドX自体が、ジェネシスが売れてなかったらアルバムだせなかったような気もしますが・・・

