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子どもにとっている「小学生新聞」の記事に「かたつむり博士」という人が紹介されており、在野の研究者なのに100種以上の新種を発見している、と書かれているのに対して子どもたちが「スゲー」といっているので、「父ちゃんだって、全国を飛び回って地道に新種のレコードを発見しているんや~~」と対抗してみましたが、「へ~~」で終わり・・・(泣)。今回東京で発見した「珍種」ネタは「狂気」。一番右のUKオリジナル初版のいわゆる「青い三角定規」、じゃなくって「青三角」レーベル(笑)、なんですが、なんとマトリックスが「A」「B」なのです。それがどうしたって話なんですが、私が知っている限りではこのUK青三角レーベルのマトリックスは「A-2」B-2」が通常で、「3」ってのもある(稀に「-1」もあるらしいですが)というのが、まあこの業界(何業界だろう・・・)の常識なんですが、枝番なし、というのは私は寡聞にして存在を知りませんでした。ちなみにマトリックスは活字タイプ(スタンパー番号はなし)で、マトリックスのフォントはなんとなく英EMIとは違う感じなのですが、レーベルやレーベルのプレス形状などは普通のものと一緒。(画像では真ん中が「A-2」「B-2」の青三角です)ジャケットも青いし、ねーちゃんもきれいだ、はあん、はあん(爆)。コンディションいまいちですがなんせモノがモノなので、結構なお値段がついており、通常なら「パス」するところなんですが、「いや~~これで音すげ~~よかったらどうするよ?なあ、どうする?」というトムの耳元で悪事を囁く小悪魔みたいな輩が頭の中にいらっしゃって・・・結局、このザマです(爆)。さて、音質ですが、直球勝負で記述すると「ス・ゴ・イ」。使い古された陳腐表現ですが「一皮むけた」というのはこのことか、と。音圧はUKオリジナルそのままに、ブラウン管が液晶になった感じ、とでもいえばよいでしょうか。一番違うのはB面一曲目の「マネー」。冒頭のベースからブリブリ感が半端なく、ドラムもノリノリ。ギターは強烈なサウンドで、ギラギラしています。中間のサックス・ソロも通常のUKオリジナルだとちょっと引っ込んでギターとかと一緒に楽しく吹いている感じなんですが、この盤だと前にずいっと出てきて青筋立てながら破綻すれすれを彷徨う、という雰囲気です。そしてそのあとのブレークでは左Chにミニ・ギルモアが降臨して、ソロを弾きまくってくれます。この盤で初めて「マネーって、ロックなんだ~~」と気づかされる始末。A面の前半と「マネー」は本当に素晴らしいです。しかし、どうしてこれで大量生産しなかったのか。「この内容には、液晶ディスプレイよりもブラウン管でしょ」という判断だったりして。ちなみに画像左はたまたま昨日ヒモと一緒にセカンド・ハンド店で見つけた日本初版の青三角ですが、音は普通のUKオリジナルと似ていて、とても良くできています。この当時の日本のプレス技術が偲ばれる逸品です。