見開き真っ白の恐怖・・・~~フォーレ【レクイエム】~~ | 「高松のレコ万男」レコヅケのアナロ愚道日記
性懲りもなくまたこのアルバムを増やしてしまいました。左からドイツ原盤、UK原盤、UK後期プレス(新入荷)、ステレオ盤でございます。安かったので、つい買ってしまいましたが、UK初版に勝てるわけもないことはわかってるのに。わかってるのに、わかってるのに買うのがラボの主たるものの宿命なのか・・・(レコード欲しいだけだな・・・)UK初版はマトリックス「-3」「-4」、UK後期は「-3」「-6」です。この時点でA面のスタンパーは使い回し確定。良いわけもなく、比較はB面に決定。というか、やっぱりあのB面1曲目を聴いてしまうのでした~~さて、結果は・・・UK後期も結構良いです。普通に聴くには十分といってよいレベル。音が「きれい」です。「スッキリ」とも言えるかも。ステージにすっと立って歌っている姿が浮かびます。オケもとても美しい響きで、動きもはっきり見えます。これはいいな~~と思いながらUK初版にスイッチ。声が出たとたんに「ああ・・・やっぱりこれや・・・」。なんと言いますか、実在感がまるで違います。喉の周りの筋肉を使って声を響かせているのがわかります。それだけに綺麗事だけではない響きも出ていますが、それも含めてまさに「肉声」。肉ニクしい声です。オケはなんだかよくわからない状態ですが、倍音が重なってカオス状態なのがとても素敵(阿呆)。ちなみにドイツ盤は両者の中間。よく言えば中庸。悪く言えばギャグがつまんないドイツ人(これは私じゃなくて欧州の人が言うことですので、念のため)。しかし、一番ビックリしたのは、UK後期プレスのジャケを開いたとき。何と、「真っ白」。一瞬「ホワイト・アルバムか!!」とツッコミを入れてしまいましたが、初版では丁寧に見開きジャケのあいだに綴じ込まれていた冊子が、なんと簡略な別冊子となってレコード収納箇所にぶち込まれているではありませんか。なんじゃ、これは。国が豊かになっても文化が貧しくなるのは考えものでございます。

