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本日は地元師匠のアドバイスでMONOを。久しぶりにこれを取り出してみました。UKオリジナルMONO盤です。最近、このアルバムのオリジナルは「ステレオが良い」と主張されているオーディオ評論の方がおり、曰く「ベースなどがくっきり聴こえる」からだそうですが、私は賛成しかねます。まず、「MONO盤の本当に音が良い盤を聴いたことがありますか?」ということです。というのは、60年代のUKプレス(まあ、この場合EMIは、ですが)は品質のばらつきが大きく、本当に1枚1枚音がまったく違います。さらにコンディションもいろいろ。このアルバムは特に音がアレンジ重視なのですこしチリチリいっても「ダメ」に聴こえてしまいます。もう一点は、「MONOがメンバーが認めたMIX」ということです。MONOミックスを制作していたWhiteアルバムくらいまでは、メンバーがミックスに立ち会うのは「MONO」のみだったそうで、「製品」としての標準はこのアルバムでは「MONO」と思われます。というか、このMONOミックスでさえベースはブンブンなっており、これ以上はやりすぎです。ポールは「リボルバー」あたりでベースの音をでかくくっきり録音することができるようになり(このあたりの経緯はエンジニアの自伝に詳しいですね)、だんだんベースが目立ってくるのですが、だからこそメンバーが関わったMONOでは「あえて」ベースを抑え気味にしたのではないかと推定するのです(このあたりは妄想ですが・・・)。この頃から音楽上は明らかにリードするようになっていたポールもそのへんは分かっていたはずですね。ということで、ステレオはあくまで「参考の別ミックス」と考えるのが妥当だと思いますが、でも確かにステレオも面白いんですよね~~(どっちや・・・)。私が大好きなのは、「ア・デイ・イン・ライフ」のリンゴ。このタム回しは絶品で何度聴いても感激です!
