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昨日に続いては、これ。左は昨年も取り上げたUSオリジナル(付近?)、中央は90年代アナログ・プロダクション盤のテストプレス、左は80年代に出た別テイク集です。別テイク集は確か昨年のセールで掘り出したはずですが、盤をみてビックリ。何と、A面とB面が逆になっています。しかもレーベル貼り間違いじゃなく、マジ間違い。B面のマトリックスなんて、わざわざ正しい「A」をぐじゃぐじゃ消して「B」に訂正しています。だから、「A」なんだってばよ(笑)。昨日取り上げたSACD賞揚本には、SACD盤ではベースが全面に出てきていい~~みたいなことが書いてありましたが、中央のAP盤は確かにそうです。左Chのベースとドラムの鮮度が高く、ドラムはシンバルはシュワシュワでブラシの細かい動きも良くわかります。ベースはくっきり・はっきり聴こえます。しかし、ピアノは薄味。きれいなんですが。さて、USオリジナル(と、一応断言しておきましょう。深溝あるし・・・)は。本日はSPU-Aシェルでがっつり聴いてみましたが、ピアノはこれが最高です。音の深みがまったく異次元です。一番の違いは表現の陰影の深さ。2曲目の「WFD」はもちろんJAZZワルツなのですが、フレーズによって、ルバートをかけたり、アッチェルランドしたり、かなりテンポとフレージングをいじくっているのです。例えば、最初のほうでは3拍子の2泊目を若干くって入る(というのは楽隊用語で少し早めに入るということですが)弾き方で、そのあとのスケール上昇型は一気にアッチェルランドをかける、といった感じなのですが、何故かピアノの音の味わいは後期になればなるほど薄くなるんです。これはマスターテープの加減であるのか、後の時代になればなるほど「このSラファロがすげー」伝説が広まってきたからなのか、まあ多分両方でしょうが。ということで、究極は右ChはUSオリジナル、左Chは重量盤で聴けたらい~な、という。無理か(爆)。ということで、Bエヴァンスはきれいなだけじゃありませんぜ、というのが本日の論点でございました。