
昨年の東京猟盤にて、右のドイツ盤をGETしていたので、本日聴いてみました。裏面にはバーコードがあり、明らかに80年代のプレスでしたが、検盤にて「音溝の美しさ」に惚れて購入(阿呆だ・・・)。結果は・・・何と、「アリ」。ものすごく楽器の分離が良くなって、すげー聞きやすくなっています。ちなみに左がUS盤(プラスUSシングル「ハッシュ」)、中央がUKオリジナル(に近い)盤(またか)です。UK盤は音圧があっていいんですが、全体がややもやもやして、楽器の輪郭がぼやけています。US盤は音はわりとはっきりしているのですが、何やらエコーのようなものがかかっていて、なんだか雰囲気モノになってしまっている気が。結果的には今回のドイツ盤が一番楽曲のテクスチャーを良く見通せるんです。ぽちっと調べてみたところこのドイツ盤、80年代後半に出たもののようで、CDとテープが同時発売。その同時発売のCDのかんたんなデータを見つけたのですが、その一行に不穏な文字を発見。「リマスター:ニンバス」うお~~~これってあのニンバスのマスタリングやったんか!ご存知ない人も特に知りたくない情報でしょう(笑)が、ニンバスとはもちろんニジマスの親戚ではなく、イギリスだかの高音質を売りにしたレコード会社で、有名なのは高音質アナログ「ニンバス・スーパー・カット」です。80年代後半ともなると会社経営のためなのかいろいろなジャンルのCDのマスタリングを手がけていたらしく、これもその一枚と推測されます。と、なると音質がよいのは「納豆喰う~」でございます(馬鹿)。
この頃のバンドの力関係はジャケに現れていまして、紫のシャツ(しかもフリル付き!)を着て中央でふんぞり返っているのは、故Jロードでございます。彼らの3枚目までの音楽性であった「オルガンがメインのハード・サイケ」は67年からのサイケデリック・エラにおいては間違いなく最先端であったはずですが、時代は早くも彼らがレコード・デビューした68年には変わりつつありました。端的であったのは68年のLED ZEPPELINのデビューでしょう。結果的にはこちらのほうが本流となって、DPは音楽性の変更を迫られるワケですが、何度も強調しますが、この一期ってええですよ。一期を聴かずしてDPを語ってはいけません。やっぱり紫のシャツが着れるのだけでも只者ではないですよ(笑)。