
5月の九州猟盤ツアーの熊本某有名廃盤店でのGET品を先日のレコード・クリーン大作戦(なんか、ごみひろいみたいでいやだな)で発見しました。一応USモノラル初版らしく、マトリックスは1B、1Jです。(私は1Aにはこだわらない、というかこだわったらいくらかかるんだ??)針飛びがあるから安くしてます、みたいな店のコメントでしたが、それでこれ?みたいな値段。しかし、まあ九州土産ということで連れて帰ってきましたが、どうもうちのラボでは針飛びないっぽいです(安堵)。しかしこのアルバム、一応マイルスのリーダー作ですが、どう聞いてもコルトレーンが一番目立っています。一応、巨砲アダレイちゃんもいますが、完全に刺身のツマ状態。コルトレーンはいったんクビになって、再度復帰した作品になるそうですが、クビになる直前もたいがい吹いていたのに、ここでは「どうしちゃったの」というレベルに達しています。復帰するときに、先日終わった(そして続きそうな)ドラマ風に再現すると、「オレをクビにしたことを後悔しているなら、復帰してやってもいい。ただ~~し、倍コーラスだ!」といったかいわずか(言うわけないか)、ロング・ソロを吹きまくっています。しかもテーマ関係なしの唯我独尊ソロ。さすがにマイルズに怒られたのか、「カインド・オブ・ブルー」ではもっと抑制していますから、暴れん坊のレーンを聴くなら、これだ!ということなのかもしれません。それにしても、この時代はビートルズがやってくる前でJAZZにとっては平和な時代ですね。新しいことを試しても「芸術だ」っつーことで売り上げにつながったのでしょうから。これが商売第一のコロンビアから出ていたということが、モード云々以前の一番奇跡的なことだとおもうのですが、いかがでしょうか???