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地元の師匠よりUKのうんちくを垂れる人、との名誉な(?)お言葉をいただきましたので、今日からUKネタの時には「UKうんち君」でいこうか、と。それにしても「イエス」というタイトルだけで一気に10台から20台へ。さすが~~(うんち君ひとりごと1)イエスタデイズは75年発売のアルバムですが、この時期は危機が売れて、イエス・ソングスがバカ売れした時期にあたっていまして、イエスの名がついていればとりあえず何でも売れるというレコード会社の方針で出た、未発表および1~3枚目のアルバムの曲からの編集盤です。冒頭の「アメリカ」のみ72年、あとは初期の録音です。インナーにはとりあえず「イエス・ソングス」までに在籍したメンバーが全員のっていますが、アラン・ホワイトだけは一曲も参加していません。というのは、アラン・ホワイト氏は危機のツアーのときにビル・ブルッフォード氏がキング・クリムゾンに参加するため脱退しちゃい、ツアーをしのぐため急きょ加入したので、72年以前の演奏には参加していないからです。では、なぜ演奏に参加していないアラン・ホワイトがクレジットされているのか。それは、推測するに、当時「アラン・ホワイトはYESのツアー直前に加入したのに、ツアー開始前の数日のリハーサルでYESの複雑怪奇な曲を完璧に叩けるようになった!」という「男前伝説」があり、これが大きな売りになっていたためと思われます。(うんち君ひとりごと2)イエスタデイズ収録のS&Gカヴァー、「アメリカ」の初出は、アトランティック・レーベルのレーベル紹介レコード、「Age of Atlantic」(72)のようです。(うんち君ひとりごと3)右はファースト・アルバム、UKオリジナルです。YESはロック系アーティストとしてATCOではなく、アトランティック本家と契約したたぶんLED ZEPPELINに続くアーティストで、会社の期待のほどがうかがえますが、「本家」ではないUKアトランティックのジャケットはこの通りの手抜き。現代でみると、このフォントがかわいい、という思わぬ副次作用が生じているものの、当時よほど売れなかったのか、このファーストのUKオリジナルは現在はかなりレアとなっています。(コーティングなしの見開きジャケなので、ジャケが擦れているものが多いんですね~~これは私が持っているもののわりにはまずまず)内容はジャズをやりたいメンバーがロックもやりました、的な中途半端感が横溢しており、ドラムは完璧に4ビートたたいているところがあったり。ギターがナチュラル・トーンから、ひずみ系ロックギターに移行したとたんに下手になるとか(爆)いろいろ問題が勃発しています。そのせいもあり、まずギターのピーター・バンクスは2枚目でクビ。Keyのトニー・ケイは3枚目でクビ(になるが、80年代に復帰。ちゃっかり大ヒット作には参加)。そして着々と演奏レベルを上げてメジャー・バンドになる、というわけです。