ギネスに船頭重吉 その7 | 歴史公園の夢と足跡

歴史公園の夢と足跡

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城下町未来(吉良の荘)
歴史公園を中心に昔今(夢)の物語を

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ふるさとを目指して伊豆の子浦湊を船出したのが、 新暦の1126文化十年(一八一三年)陰暦十一月四日朝。


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港を出るときはよく晴れて順風だった。

だが日がとっぷり暮れたころ、風が変わりし出した、海は夜目にも白い波がしらを躍らせながら!「おーい。これは、ただの風ではない。雲が、渦巻いて飛ぶように流れて行くぜ」嵐になるぞ、帆を、帆を降ろすんだ。遠州灘で嵐に見舞われたのです。


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夜に入って雨風はさらにますます激しさを、四方に小山のような波が砕け始めた、

その時、名古屋は矢場出身の水主(かこ)の要吉が波にさらわれてしまった、助けるすべもなくそのまま船は猛烈な早さで風に流された。


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重吉たち十四人の水主(かこ)は必死になって湊に戻ろうとしたが、船は自然の巨大な魔物の力に沖合に引きずられて行く。


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夜が明けて11月27日も風はおさまらない、いのちと頼む舵を折られ、帆柱も既に切り倒してあり、督乗丸は自由を失い漂流をはじめました。


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御前崎沖の辺りを天龍川沖に雨はやんだが風と波はまだおさまらない。重吉たち十四人の水主(かこ)全員髪を切って神に祈ることしかできず、


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おみくじで伊良湖沖と出た。 

      つづく


ギネス世界記録に申請し、(漂流484日間)

受理されました。





参考資料



 船長日記 池田寛親自筆本

 愛知の輝く人々

 ふるさと散歩道

 一色の民話

 漂流の記録

千石船200年目海の男 「船頭(キャプテン)重吉の会」

会長 水野克宣氏

    村松澄之氏

    鈴木太吉の船長日記

会員 案内人のようさん


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   船頭重吉のせんべい3枚一組 製作




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吉良荘にしおの案内人ようさん