和歌山城散策② | 散策侍

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様々な歴史建造物を建築目線で再確認するブログです。たまに美味しいものなども・・・

こんにちは。爆  笑

11月だというのに暑いですね。

木曽川の川縁を歩いていても、例年なら北風が冷たくなる時期なのですが、今年は汗ばむくらい。珍しく無風なのですよ。

ただ夜との寒暖差が大きく、インフルも流行っているようですので体調管理には気を付けましょう。

 

さて、和歌山城の続きにて。

 

下矢印堀に沿って一周廻ってみます。走る人

 

 

下矢印こちら大手門。

和歌山城は北東(鬼門)に大手門があるのですよね。

 

 

下矢印北側の堀と石垣。現在は樹木が生茂っていますが、かつては隅櫓と多聞櫓で結ばれていたようです。

 

 

下矢印御橋廊下と天守閣。

再建天守ですが、多聞櫓があるとお城らしくて画になります。

 

 

下矢印こちらは西側の石垣。かつては道路の中央付近まで石垣があったようですが市電を通すためにこの位置でカットされてしまったようです。

 

 

下矢印公道に面してこれだけの高石垣が残るのも風情があっていいものです。

 

 

下矢印こちらは裏鬼門(南西)に位置する追廻門。城外の馬場へ馬を追い廻したことが由来だそうです。裏鬼門のため魔除けに朱色で塗られていたんですね。

 

 

下矢印街の石垣にしては高いですよね。一般的には災害時の危険防止や日照の観点から取り壊されたり、積み直しされたりすることも多いのですがここはそのまま残っています。2階よりも高いので6m以上ありそうです。

 

 

下矢印南側まで来たのでこちらの不明門跡から侵入したいと思います。罪人や死体の通行に使う不明門が南面しているのは珍しいですね。

 

 

下矢印木々で分かりにくいのですが不明門横の堀。

 

 

下矢印不明門の堀の反対側にはこんなに高い石垣も残っています。ポーン

 

 

下矢印不明門なのに立派な桝形。普段は開かずの門として軍事には機能せずとも戦の時には立派に機能するようにしてあるのかもしれません。縄張り担当は藤堂高虎ですから。

 

 

下矢印野面と打込みが混ざったようなこちらの石垣も圧巻。

さすが御三家の城です。

 

 

下矢印雁木もいい雰囲気です。

中央に子猫がいるのがわかりますか?黒猫

 

最後までありがとうございました。

次回に続きます。

 

下矢印*オマケ。

コレ読んで再度散策したくなりました。

2009年が初版なので歴史観などは若干古いのですがそれも踏まえて散策すると見え方に厚みが増します。