広島城③ | 散策侍

散策侍

様々な歴史建造物を建築目線で再確認するブログです。たまに美味しいものなども・・・

こんにちは。爆  笑

街の桜もいよいよ満開。桜

私も虫のように山へ海へ街へ這い出でようかと思う今日この頃です。

 

下矢印さてさて前回からの続きにて。

二ノ丸には番所跡と厩の礎石が残されています。

馬出に厩があるということはやはりここからの出撃体制を採っていたのでしょう。もしくはおエライいさんの馬を繋いでおく所か。

 

 

下矢印向こうは広島合同庁舎。新旧対比の景色が見られるのは街中の平城ならでは。江戸城、名古屋城、駿府城、大阪城、広島城、福岡城等々。戦後復興の象徴的なお城ですね。

 

 

下矢印梅の香りに誘われて。梅ですよね?モモの花もあるようですが違いが分からない男ですみません。キョロキョロ

 

 

下矢印本丸に入る辺りに被ばくしたユーカリの樹があります。

枯れることなくたくましく今を生きているのですね。

 

 

下矢印爆心地から740m。すごい生命力です。油分が多いのでよく燃えそうですが頑張ったのですね。

 

 

下矢印本丸へ至る中御門跡。鏡石があります。

 

 

下矢印色が赤くなっている石垣がありますが被ばくした石なのだそうです。上屋が吹き飛んでも礎が残ったことは世界に誇れることではないかと思いますよ。毛利さん、福島さんもさぞかしお喜びかと。

 

 

下矢印高い所は苦手なのですが気が付くと登っているのですよ。煙と一緒ですな。手摺はないので石につまづいて転んだら堀へ落ちます。あせる

 

 

下矢印二ノ丸から本丸へは土橋を渡って入ります。走る人

 

 

下矢印本丸の石垣。苔むした感じが堪りません。

 

 

下矢印なにやらコンクリート製の建物があるではありませんか。

 

 

下矢印半地下の建物ですが戦時中に中国軍管区指令室が置かれていて、広島へ新型爆弾投下の第一報が発信された歴史的な場所なのです。ここの通信網だけ唯一残ったとのこと。

 

 

下矢印原爆投下直後の様子。第一報の電報を打った当時女学生だった方も数年前に亡くなられたそうです。80年近く経った今でも世界各地で同じようなことが繰り返されていることを思うと人間とはあまり賢くない生き物のようです。

 

 

下矢印慰霊碑がありましたので散策できる平和に感謝して手を合わせてきました。

 

最後までありがとうございます。次回へ続く。

 

下矢印*オマケ。

コレ、面白かったです。槍の名人VS長槍4人の女子大生、戦場での騎馬隊の突撃は果たして可能なのか?科学的根拠と実証実験から歴史の謎や定説を紐解きます。