こんにちは。
7月はあまり更新できずに過ぎ去っていきましたが8月は頑張りたいと思います。
今日、ご紹介するのは愛知県安城市にある正法寺というお寺。
ここはあの高遠城主、保科正直が一時屋敷を構えていたところだというのです。
正直の息子、正光のところへ二代将軍秀忠の隠し子が養子に入り保科正之となり会津松平の祖となるのですね。
武田信玄に仕えて、その後、北条、徳川と渡り歩いたのだそうで。
小牧長久手の戦いでは徳川方についたため北条へ預けていた妻子は殺害されてしまったようで不憫に思った家康がこの地に招いたとのこと。
特別な遺構は見当たりませんでしたが、この辺りの地名は「大手」といい、すぐ東には以前に空堀を紹介した山崎城址があるので、何か関連しているのやもしれませんな。砦跡とか。
若い時分はひたすらに目の前の物質的な「利益」を追っかけていましたが、仕事も含めて好きなことに没頭できることが何よりの「ご利益」なのかもしれません。勿論、お金はあって困るものではございませんがね。
周囲をぐるりと歩いてみますが、北側の周囲は土塁というか、低い切岸のようなもので囲まれています。
川も流れているので岡崎方面に対する備えとしていたのかもしれません。
高さ2mくらいはあるでしょうか。
瓦が埋められて補強してあります。
歩いているとなにやら見慣れない植物が・・・。
近づいてよくよくみると・・・
キウイですか?
お寺の隣に似つかわしくありませんが、実がなっている状態は初め見ましたよ!
スーパーでしか見たことがないですからネ。
ここまでありがとうございます。
遠出が叶わない分、段々マニアックになってまいりますがご了承下さい。(笑)
名古屋の三越で発見。
濃い味で尾張人にはお勧めです。
そして今は先日発売されたばかりのコレに夢中です。
地形マニアにはたまらない一冊です。
お城の選地、「何故そこだったのか」がわかる本です。