あの衝撃の日からまだ満二年しかたっていないとはちょっと驚きです。
二年と言えばついこないだのこと。でもあれから日本は急速に左傾化してきました。
独立不羈という言葉はいったいどこに行ったのでしょうか? 岸田文雄という国家観の無い指導者は祖国を滅亡の淵へと追いやってきました。
私が岸田文雄が嫌いなのは、指導者として逃げ隠れすることです。
LGBT法案の成立の際に、古屋圭司氏や進藤義孝氏や稲田朋美氏を前面に出して法案成立をいびつなかたちでごり押ししましたが、その際に、この法律がどうして必要なのか、なぜこんなに急ぐのか等々の説明が国民に総理自身の口から一切ありませんでした。
私はこの法律は一刻も早く廃案にすべきだと思っているので、この法律を成立にもっていった上記の三人やそれを止めることのできる地位にいた萩生田氏を許すことはできません。でも一番の極悪人は裏で恐怖政治を敷きながら党内の反対意見をねじ伏せた岸田文雄にあると思っております。
いやなことは部下にやらせて、自分は知らんぷりってのは指導者として一番忌避されることだと思っております。
フィリピンの戦いの時に、第四航空軍の司令官だった富永恭次陸軍中将は特攻隊の隊員に対して美辞麗句で送り出し、最後には自分も諸君の後を追うとまで言ったにもかかわらず、台湾に方面軍司令官の許しもなく、部下を捨てて撤退しました。
この人はずっと参謀本部での勤務が長く、武人というよりも軍の高級官僚という意味合いが強い人でした。実戦部隊の指揮の経験もとても少なく、なぜこの国家存亡の折りにこのような人をフィリピンの防空の責任者にしたのかは不明ですが、皆が命を投げ出して戦っている時に自分は臺灣へ逃げて行った人です。
こういう将軍がいたのです。督戦ばかりして自分はいち早く、臺灣に逃げ出したのです。当時からフィリピンに置き去りにされた将兵からは怨嗟の声が飛んだと言われています。戦後、シベリアに抑留されて、昭和35年に病死しています。
ただ長男の富永靖命は、爆装四式戦に立派な態度で乗り込み、父親からもらった日章旗と共に沖縄方面への特攻作戦で散華されています。
方や海軍の大西滝次郎中将は特攻作戦の事実上の創始者でしたが、終戦の日に介錯を拒んで割腹自殺しています。
遺書の最後に「これでよし 百万年の 仮寝かな」という辞世の句を残しての見事な最後でした。
この二人の将軍の生きざま、最後についてはいろいろご意見もあるでしょうが、同じ特攻作戦を督励した指揮官としての最後はとても違うものになりました。そしてどちらが日本人の琴線に触れるものになるでしょう?
私はこの富永という卑怯者にどうしても岸田文雄をオーバーラップしてしまいます。そして大西氏に安倍晋三元総理の闘う姿勢を写し見てしまうのです。
政治家はすべていいことばかりではありません。必ず国民の耳には嫌なこともしなければならないときもあるはずです。その時に堂々と皆の前に立ちこういう理由だから皆耐えてくれ、最後は私がきちんと責任を取るという指導者なのか、何も言わずに部下にやらせ、責任逃れをする指導者なのかで結果は大いに違ってくると思います。
安倍さんが暗殺された時の真相はいまだに明らかになっていません。いや明らかにしようとしていないのが現実です。
どう見てもあんな円弾で殺せるはずもなく、救急救命医の直後の記者会見と後の奈良県警の記者会見の食い違いを大手のマスコミは一切スルーです。
暗殺された場所には有志の方で献花台が設けられ、数千人の人たちが非業の死を遂げた安倍さんのために花を手向けていただきました。本当にありがとうございました。
この二年間、不思議なことばかり起きています。
死者に対し、冒涜するようなことは日本人の特性としてしないはずですが、国葬のへの非難、その後の安倍氏に対する攻撃の手は緩まることはなく、最後は旧安倍派を狙った政治資金の不記載問題に終始したことです。
ここでも岸田文雄という人間は、昔からの友人で会った安倍さんへの擁護もなく、また自分が派閥の長であるにも関わらず、派閥が起訴されたにもかかわらず、旧安倍派だけを処分して自分の処分はしませんでした。
こんな責任も取らない指導者をいつまでも祖国の長としておくことは決して許されることではありませんね。
全国各地で安倍さんを追悼集会が開かれました。産経新聞にはそのことが書いてありますが、安倍さんを蛇蝎ように嫌った朝日新聞にはどのように書いてあるのでしょう?購読されている方はぜひ教えてください。
台湾にはすぐに建てられたにもかかわらず、日本には安倍さんの銅像一つ建てらていません。暗殺現場から遠く離れた三笠霊苑に碑がぽつんとあるだけ。この慰霊碑を建立するにも多くの妨害があったと聞いています。
N氏の差し金、九州ではT氏の妨害があったように聞いています。なぜこの人たちは妨害をするのでしょうか。
おかしいですよね、安倍氏暗殺→統一教会→奈良県知事選挙の怪→安倍派へ攻撃→安倍派の政治資金不記載問題→裏金?という印象操作→派閥解散等々です。
私たちの目の前でこんなわかりやすい謀略が起きています。これを見て見ぬふりはできません。
こういうのを指摘するといろいろ不利になるようです。でも、私はどんなに不利になってもおかしいものはおかしいと言いたいですね。