12月8日に考えること | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 毎年12月8日に書いていますが、我が帝国陸海軍は12月8日未明に西太平洋上で英米と戦闘状態に入ったのです。

 

 ハワイは西太平洋ですか?

 

 いいえ、違います!

 

 大東亜戦争は、日本帝国陸軍のマレー半島コタバルに敵前上陸から始まっています。これは真珠湾攻撃の一時間二十分も前のことです。

 

 つまり真珠湾攻撃は奇襲攻撃ではなかったのです。また日本は禁輸措置を取られていましたから、すでに戦争状態に入っていたといっても過言ではありません。だからマレー半島への上陸作戦が口火を切ったのですが、アメリカはどうしても日本が真珠湾に奇襲攻撃を仕掛けた、「騙し討ち」をした卑怯な国だと自国内で宣伝し、世界大戦に加わることを良しとしなかったアメリカ国民に火をつけたのです。

 

 イギリスのチャーチル首相は、日本軍の真珠湾攻撃の一報を受け取ったときに、「やった!」とガッツポーズをしています。ま、その時にはガッツポーズとはいいませんでしたが・・・。

 

 なぜなら前年のドイツ軍の猛空襲(バトルオブブリテン)にやっと耐えたものの、すべての局面で劣勢に立っていたイギリスの唯一の望みはアメリカ参戦だったからです。

 

 アメリカはすでに軍事物資等の援助をイギリスやソ連に対して行っておりましたが、アメリカ軍の本格的参戦なしには戦局の挽回ができなかったからです。

 

 つまり、イギリスがアメリカの参戦を一番望んでいました。アメリカもルーズベルト大統領の再選の公約が世界大戦にくみしないということだったので、動けなかったのです。

 

 そして日本に先に攻撃を仕掛けさせるように禁輸措置やハルノートでどんどん追い詰めていきました。

 

 日本は尚武の国です。身に振る火の粉を張らねばなりません。そこでマレー半島上陸作戦と、ハワイ真珠湾攻撃を仕掛けたのです。その時点で英米の思惑にまんまを乗ってしまいましたが、当時はその選択しか残されていなかったのです。

 

 そして日本が先に宣戦布告もなしに卑怯な攻撃をしたということを口実にアメリカが参戦してきます。

 

 ここで気づいてください。ロシアがウクライナに攻撃仕掛けたからロシアが一方的に悪いと主張していた保守層がたくさんいました。でも、それは82年前に日本がやられたのと同じ構図だということを。

 

 ロシア系住民が虐殺された(国連に報告済み)事実があり、ロシアに対して大規模な軍事作戦をウクライナが仕掛けるという情報が入っており、その前にロシアが軍事作戦を始めたと理解しています。

 

 でも、国際世論はロシアを非難しました。日本のマスメディアもそうです。そしてウクライナが反転攻勢をかけて、ロシア軍をもうすぐ追い払うというような情報が流れていましたが、圧倒的にロシアが勝利しています。

 

 戦略的に占領した地域の守りを固め、着々と自国の領土化を進めています。そして悪の権化と言われたプーチン大統領はいまだにロシア国民から圧倒的な人気を保っていますね。

 

 これは紛争、そして戦争になりました。

 

 ハマスとイスラエルもハマスが大規模なテロを仕掛け、イスラエル軍が圧倒的な軍事力でハマスの拠点を制圧しています。これにも陰謀論が付きまといますが、これはテロです。

 

 テロ行為と戦争は違いますので、ハマスはすぐにも人質を解放し、イスラエルと停戦交渉をすべきです。

 

 というのが、安全な遠いところにいる日本の立場でしょう。

 

 でも、歴史は表面だけで見るものではありません。裏があることを知らねばならないのです。

 

 先人たちは欧米の薄汚い罠にはめられたのです。それを今の人たちが気づかずに同じ手口でだまされているのを見るのがとてもつらいです。

 

 歴史から学びましょう。大本営発表のようなマスコミを信じることをやめましょう。そしてちゃんと欧米の記事も読みましょう。便利なことに今はパソコンが勝手に翻訳してくれるので、読みやすくなりましたね。

 

 私は時間がない時はまず日本語訳を読んで気になったところだけ英文で読むようにしています。そうすると手早くそして明確に日本のメディアとの相違点が見つかりますよ。

 

 そして前提として私が若い時に憧れたアメリカはもう存在しないということ。つまりもう日米安保条約も形骸化しているということです。

 

 独立不羈! それを担える指導者を我々の選挙で選ぶ必要があります。