ホストクラブのことを国会で質問する愚 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 未成年につけで遊ばせ、払えなかったら風俗にという本当にくだらないことを国会で総理に質問するアホな野党議員がいます。

 

 それをまともに受けて、法整備等をするようなことを答弁する総理大臣がいます。

 

 どちらも間抜けですね、あきれてものが言えません。

 

 これは以前からよくあることであり、日本語では「竿師(さおし)」と呼ばれていました。もちろん、釣竿を作る匠のことが表ですが、隠語として「竿師」という職業があるのです。

 

 裏の竿は男性の陰茎であり、それをつかって女性からお金を貢がせるというやくざでも低層に存在する人種です。

 

 いろんな言葉刈りでいままで使えていた言葉が使えなくなってきているので、死語になっているのでしょうか、だれもこの言葉を使って説明をしようとしていません。

 

 城崎仁という元カリスマホストがいて、彼の解説が一番ピンときます。どの世界でも道を究めた人の発言はためになります。

 

 彼のやっていた時のホストクラブは大人の女性の社交場であり、つけにすること自体が「恥」だという文化で、札束を持ってきてしぐさや会話や雰囲気つくりに精進するホストにお金を使い、それを怠るホストには金を使わない世界だったそうです。

 

 でも、そのころから下級のホストクラブでは無理にお金を使わせるために、風俗で体を売ってホストに貢ぐ女性もいたのも事実です。

 

 そういう社会は昔からある一定程度存在し、必要悪ともいえるでしょうが、その存在がすべてなくなるとは言えないのです。

 

 それに対し表の社会の規範を当てはめようとするバカが国会議員をやっていることに驚きですが、またそれに取り組む姿勢を見せる総理大臣がいることも驚きです。

 

 田中角栄の時代にそんな質問をしたら、「社会ってもんはいろいろあるんだよ、そんなに目くじら立てなさんな」とにやりと笑った後に、「しかし、そんな問題を国会で取り上げる必要はないと思うのであります」ときっぱりと言ったことでしょう。

 

 石原慎太郎都知事にそんな質問したら、「バカなことを言うんじゃない。都議会で取り上げる話題か、ばかもん」といったことでしょう。

 

 個人の問題をいかにも社会の問題のようにすり替えるのが左巻きの常套手段です。

 

 それでどんどん統制社会にしてCHINAや北朝鮮のような独裁者国家的な法体系にしようとしているのでしょうか?

 

 旧統一教会への解散命令問題にしても、その他の悪質な勧誘や献金を強要してきた教団にはお咎めなしというのはおかしいでしょう。献金は個人の意思でやったこと。することによってその人は一時の快楽を得たのですから、自由主義社会では「自己責任」の範囲だと思っております。

 

 だからこそ「二世信者」の問題として取り上げていますが、他の宗教団体の問題は何も語らず、なぜ旧統一教会だけを言うのでしょうか。それもおかしいですよね。

 

 マスコミの扇動にあおられないでください。冷静に考えればすぐにわかるはずです。

 

 一時はガザ地区の人たちがイスラエル軍の攻撃を受けてかわいそうだという論調がはびこっていましたが、ハマスに人質になっていた人たちが17人解放されましたが、その写真を見ると子供や女性でした。この人たちは一か月以上もどんな思いで人質になっていたのでしょうか?

 

 子供にはPTSDが残ることでしょう。この人たちに何の罪があるというのでしょうか?

 

 この人たちを解放するために、イスラエル軍は将兵の安全も考えながら軍事作戦をやっていました。それを安全な日本から批判するなんておかしいと思いませんか?

 

 一般人が戦争に巻き込まれると本当に悲惨です。だからこそ、国の備えをちゃんとやり、仲間を募って集団的自衛権を持ち、隣国と外交で仲良くやらねばならないのです。

 

 そのために必要なものが国際ルールや秩序を守ることですね。

 

 それを破れば報復があるのを覚悟せねばならないのが国際社会のルールです。

 

 日本国は北朝鮮から拉致された同胞を見殺しにするような国に成り下がっています。だからこそ、他国が国際ルールを破ったら、その報復攻撃に対して支持を表明していくことが北朝鮮に拉致された人たちの解放への近道だと思います。

 

 その際に、イスラエル軍はやりすぎだという人は今度は日本が拉致された人たちを取り返すために軍事行動を起こすことを徹底的に批判するでしょう。話し合いで平和的に解決をと。

 

 それからもう何年たっているのでしょう? 拉致被害者の多くは私と同じ年代であり、もし運が悪ければ、私が拉致被害者になっていたかもしれません。それが続いていたら、私の子供たちがその被害者になっていたかもしれません。

 

 親となり、じぃじとなるとその苦しみが嫌というほどわかるのです。

 

 そろそろ日本も軍事作戦でもやって拉致被害者を取り返す時期が近付いているのです。そのためにも、国際ルールを破った国に対しては徹底した報復を取るという国民感情を醸成せねばならないと思っております。

 

 悪質ホスト? 騙される方が悪い。

 

 旧統一教会? 献金する方が悪い。

 

 これらは個人の問題です。

 

 それをどうして国家が出張っていかねばならないのでしょうか?

 

 拉致問題は国際問題です。それは国家が前面に出て最終手段は武力を使っても国民を守るべきことです。

 

 国内問題は警察の仕事です。ちゃんとした弁護士を雇って解決するのが日本という法治国家です。

 

 個人と国家の問題をごっちゃにするなと思いませんか?