危機感満載! 本当に成立しそうなLGBT理解増進法案(混浴法)。 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 自分で自分の性を宣言(性自認)することを認め、他人(医者を含む)がそれに反対をすることの権利を奪うLGBT理解増進法(混浴法)が成立しそうです。

 

 でも、マスコミも一部の本物の有識者以外は全くスルー状態です。

 

 3年前は安倍元総理が体を張って廃案に持ち込んだこの法案が、岸田総理の支持の元、自民党の部会を通りそうな勢いです。

 

 有力な議員さんに質問しても、その潮流を自分一人ではもう止められないと半ばあきらめかけているのを聞いて愕然としています。あとは、民意を示すしかないところまで来ています。国会にかけられたら売国奴野党はもろ手を挙げて賛成ですから。

 

 昔のLGB-Tへの発言で火だるまになった杉田水脈議員への総攻撃を見ている国会議員たちは二の足を踏んでいるのです。あの杉田水脈議員への総攻撃がこのLGB-T法案提出の伏線になっていました。

 

 そして毎日新聞というCHINAに〇玉を握られている売国奴新聞の掟破りのオフレコ発言を表に出し、秘書官を更迭させ、支持率に陰りが見えている岸田政権がビビッて、本法案を今国会で成立させるべく、稲田と岩屋の元防衛大臣経験者の売国奴に命じて、有力議員の口封じをしながら成立に向けて邁進しているのが現状です。

 

 3年前は安倍元総理が電話をかけまくって有力なジャーナリストを動かし、世論を沸騰させて阻止に成功しましたが、現在は萩生田政調会長を筆頭に衛藤晟一氏や山田宏氏が踏ん張っておられますが、例によってマスコミが全く問題にしないために世論が動きません。

 

 自分の非力さを痛感し、なぜこれに反対の火がつかないのか地団太を踏んでいます。

 

 この法案が通ったら、一番の被害者になるのは普通の女性ですよ。

 

 大衆浴場(銭湯・温泉)といったところは日本独特の文化と言っていいでしょう。これだけ水が豊かに使え、温泉も豊富にある国は他にないからです。貧富の差なしにほとんど国民がほぼ毎日お風呂につかり、その日の疲れをとります。

 

 こんな国は無いのです。

 

 また、スーパー銭湯や温泉には誰もが入ります。みな裸の付き合いです。これも外国にはない文化であり、階層が違う人たちとそういう裸の付き合いはしません。だからゴルフ場は会員制であり、いくらお金があってもメンバーの紹介が無いと会員になれなかったのです。

 

 名門ゴルフ場と言えば40年ほど前は最低でもクラウン以上の車しか止まっていなかったし、服装も厳しかったのですが、いまではだれでもいけるので平気で軽自動車が駐車場に止まっています。これもどんどん日本化していますね。

 

 ローマの大浴場がよく知られていますが、ここに入ることが出来るのはローマ市民だけです。そう聞くと市民ならだれでも入れるという日本的な感覚で捉えがちですが、ローマの市民権というのは特権階級であり、それを持っているのはローマに住むごく一部の上流階級の人でした。ここをどうしても日本社会が当たり前とする人たちには理解できないところです。

 

 

 江戸時代は混浴でした。脱衣場には男女の区別がありましたが、柘榴(ざくろ)口と呼ばれる90センチほどにある板をくぐって湯舟のある部屋に出入りしました。そこでは男女混浴ですが、スケベ心で女性を見ることをするのは「粋(いき)」ではなく、「野暮(やぼ)」よりもっと下の「野卑(やひ)」というように見なされ、平常心でいることを求められ、江戸の庶民はそう心掛けたと言われています。

 

 暑い日には行水をしていたこともあり、それが垣間見えることもありましたが、それをジッと覗くのは下品な行いとされ、普通の人は自分から目をそらすようにしていたと言います。実際自分がそのような事態に遭遇したら目をそらすことが出来るかと言えばあまり自信ないのですが、江戸という100万人を超える大都市で平安に暮らす一つの知恵だったのでしょう。

 

 地方の古い温泉場も混浴でした。いまでも古い温泉場には混浴が残っています。

 

 そうそう水戸黄門でお銀さんがお風呂に黄門さまと一緒に入っているシーンがありましたね。

 

 明治になって西洋的倫理感が持ち込まれて、男女が分けられるようになりましたが、それでも身分の違いは関係なく、誰もが寸鉄を帯びずに素っ裸で風呂に入るというのは日本だけです。

 

 道後温泉には皇族や身分の高い人用の湯舟がありますが、それ以外はみな同じ湯船につかって温泉を楽しんでいます。どれだけ日本が平和だったのかがわかりますね。

 

 そして明治期に分ける基準となったのは男女です。それが今でも続いてきました。

 

 それが今度の「性自認」を認めると、医者の診断ではなく自分が宣言した性で決めることが出来、それが生物的な区別から精神的区別に替わることとなります。

 

 これは性的少数者への差別をなくすということにはつながらず、それによる被害の方が多くなるのです。

 

 普通の女性は温泉に行きたがらなくなるでしょう。心は女性と言い張るガタイの大きな男性がぶらぶらさせて入ってきても文句が言えなくなるのです。なぜならそれを制止しようとした施設が罪に問われるからです。

 

 実際諸外国ではそのような事態が起こっています。

 

 シャワー室に男性がいるからと泣いて訴えた若い女性が「差別だ」と周りから攻撃されたり、レイプ犯が「私の心は女よ」と主張して女子刑務所に入ってそこで複数回レイプ事件を起こしたりともう無茶苦茶になっているのです。

 

 50年ほど前、ウーマンリブという運動が盛んだったころ、シャワー室を男女で分けるのはおかしいとシャワー室が一緒になったアメリカの大学がありました。ところが当然の如くレイプ事件が多発して分けられるようになりました。

 

 日本でも昔の会社のトイレは男女一緒だったと思います。これは男性でも嫌でしたが、女性はもっと嫌だったでしょうね。それと同じことが起こります。

 

 まともな男性はしたくても「私は女よ」と言って女風呂には入らないでしょう。

 

 誰がそんなことをする?

 

 もちろん本物のTの人はするでしょう。そして良からぬことを考える悪人もそうする可能性が出てくるのです。そうやって犯罪等が多発すれば、一番被害を受けるのは女性であり、本物のTの人です。

 

 これで差別が無くなりますか? もっとひどくなるでしょうね。

 

 それもこれも、「性同一障碍」という医学的病名だったものを、2008年にWHOのマーガレット・チャンが医学つまり医者の診断によって判断されていたものを、「性自認」に置き換えたために、外部の者、たとえそれが医者であっても個人の性別の主張に異論をはさめなくなったのです。 

 

 そしてそれが世界をどんどん変な方向へ引っ張っていったのです。

 

 このマーガレット・チャンは流行病を発祥地の地名を付けるのを止めるようにしたのもこの人です。だから武漢コロナとか武漢ウイルスとマスコミが言えなくなっていましたよね。この人の後任者がテドロス事務局長です。

 

 こう聞くとだんだん見えて来たでしょう。

 

 自民党の部会で了承されたらこの法案は成立します。

 

 だから今自分の支持する議員さんに訴えてください。ところが、地方議員は統一地方選挙の真っただ中で何も言えない状況下です。そんな時にそれをすること自体がおかしいでしょう。

 

 日本の秩序を破壊する法案を絶対に阻止しなければなりません。

 

 人権擁護法案と同じか、それ以上の破壊力を持つこのLGBT理解増進法案(混浴法)の危険性に気づくべきですよ。

 

 特に女性の方、温浴施設の方、旅行業界の方、そして女性専用を表に出している企業は、そこに自称女だからと入ってこられても拒否できなくなりますよ。今は罰則規定がありませんが、数年後にはできるようになります。

 

 人権擁護法案を廃案にした時以上のパワーでこれを廃案にしなければ日本の社会の信頼関係が壊されます。

 

 そんな日本を大切な孫娘たちに味合わせたくありません。