私は東京オリンピックは大成功だったと思っています。
選手の頑張りはもちろんのこと、運営も妨害工作がたくさんある中、何とか耐えてきたと思います。
もちろん、気に入らない点は皆さんと同じようにたくさんありました。
しかし、オリンピックという世紀のイベントがこの世界中に広がった武漢コロナ禍でも何とか開催できたことは喜ばしいことではないでしょうか。
テレビでは最初から文句を言ってなんとか中止をさせようと躍起でした。
ネットでも、愛国者たちの中から、電通に丸投げしたのがけしからんとか、あの内容はどうしても納得がいかんと一杯文句を言う人がいます。気持ちはよくわかります。57年ぶりのオリンピックなのにあんな内容しかできなかったのかという思いは全く同じです。
でも、ちょっと違った視点から物事を見てみるとこの東京オリンピックが違って見えてきます。
それは、世界中に広がった武漢コロナ禍で、日本よりももっと深刻な被害に遭っているにもかかわらず、多くの選手団が日本に来てくれて、最高のパフォーマンスを繰り広げてくれたことです。
5万人近い、選手団や関係者が日本に来てくれました。
これがもし他の国だったら出場辞退が相次いだのではないでしょうか。
日本だから安心して来ることができたのではないかと思っています。それだけ日本は信用されているからです。
死者数は他国と比べて二けたほど違い、ほんと「さざ波」程度です。
今また感染者が増えていると言っていますが、死者はほんのわずかです。何度も書きますが、日本は一日平均約3600人が何らかの理由で亡くなっています。
昨日の死者数は12人でした。
これは0.33%でしかありません。その数字を各国の責任者は把握し、自国の選手団を日本に送り込んだのです。
私は世界から大勢の選手団が日本に来てくれてオリンピックが開催できたことを本当に感謝しています。日本だから開催できたという誇りを持ちませんか?
開会式や閉会式の文句も、良いところを見ていくと「ピクトグラム」や「ドローン演出」 「宝塚歌劇団の君が代」等々たくさん良いところはありました。
私は常に感謝のできる人間を目指していますので、物事の悪い所よりも美点凝視をするように心がけているので、あまり悪いところは目に入ってきません。
そしてそれ以上に各国の選手たちの勝利に向かってひたむきな姿勢がとても感動的だったのでやはりオリンピックはいいなと素直に思うのです。
日本人の選手たちも、開始前は「私たちはこれを目指して頑張ってきたのでオリンピックを開催してください」というような発言は一切なく、必死で自分がしなければならないことに注力し、いったん開催されるとなるとその貯めに貯めていた力を一気に爆発させて、金メダルラッシュを実現させてくれました。
100×4のリレーは出場した選手、そして控えの選手、そしてコーチ人たちが一番悔しい思いをしてるはずです。だから何も言うことはありませんね。
実は私も皆さんと同じようにいろいろ言いたいのです。
しかし、こんな状況下でオリンピックが開催できた喜びを最優先に持ってくることが今から明るい未来を作っていくために必要なことではないでしょうか?
もし、これが韓国で開催されるオリンピックだったら?
もし、今年がパリで行われる年だったら?
と考えると今オリンピックが開催できたのは、日本以外には存在しなかったと思いませんか?
国際的には高い評価を受けています。でも、日本のマスコミはそれをしようとしません。国民からやる気や元気を奪おうとしています。
孫の保育園で陽性者が見つかり、しばらく自宅待機でした。でも、その子もすぐに陰性だとわかり事なきを得ましたが、孫のお友達は明らかに感染者、それも家庭内感染者としてカウントされています。
政府の中には指定感染症の分類をインフルエンザ並みにしようとしている動きが出てきています。しかし、大衆迎合主義の議員から反対意見が出ています。
ワクチンを6割の人が摂取してしまえば指定感染症2類から5類への変更も問題ないでしょう。
いまだにワクチンがどうのこうのという人がいますが、明らかにワクチンを打っている層の感染者、死亡者は激減しています。
しかり、ゼロではありません。ゼロリスクなど存在しませんから。
でも、ここでもちゃんとしたワクチンは感染防止や重症化に有効だという数字が出ています。
もっと大きな数字をきちんと把握しましょう。それによって一刻も早く日常を取り戻すことができるのです。
オリンピック関係者の皆様、ありがとうございました。
特に森喜朗前会長、ここまで導いていただきありがとうございました。