正月に考える家族の在り方 | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 皆さんは、このお正月休みをどのように過ごされましたか?

 

 私は大みそかに孫1号、3号4号が帰った後、妻と二人でテレビを見、11時半頃から福岡有数のパワースポット筥崎八幡宮へお参りに出かけました。

 

 まだ年が明けていなかったのですが、軽く千人を超える人が並んでいました。

 

 初詣は、比較的新しい習慣で、午前零時になったらするものでもありませんので、並んでいる人の横から二礼二拍手一拝の作法でお参りを済ませ、福岡県護国神社に向かいました。

 

 駐車場に止めて境内に向かう途中に午前零時となりましたが、厳かな護国神社の境内で年を越せました。

 

 ここも並ぶのは好きではないので、わきに置いてある賽銭箱にお金を入れて二人で参拝を済ませました。

 

 ここもどんどん人が多くなってきました。車に戻る途中赤々と電気のつくところがあり、そこはたこ焼き屋さんでした。比較的過ごしやすい気候ですが、寒くなったのでたこ焼きをほおばり、体を温めて家に帰り、車を置いて家の近くの埴安神社に行きました。

 

 もう一時を回っていたので、だいぶ人も減っていたので、きちんと並んでお参りを済ませ、有難いことに新年にも開いているコンビニでつまみを買って日本酒をちょっとだけ舐めました。

 

 普段は飲まないので、今年はこれとあと何回飲むのだろうと思いました。というのも、私の両親が95歳、義母が90歳でいつ連絡が来てもおかしくない年齢です。特に昨年は私が硫黄島に行く前、行っている間にもしかしてという事態が来るかもしれないというような切迫した状態でした。

 

 おかげさまで両方とも回復しつつあるのですが、いつでも車で飛び出せるように飲まないようにしています。

 

 まあ、飲まない方が体調も良く、病気もあまりにしないので、最近は飲まない人で通っています。

 

 また近くに孫1号2号4号が住んでいますので、もしこの子たちが九に熱を出したらいつでも対処できるようにしておきたいという気持ちがあるのです。

 

 まあ、アルコールを飲まないでも人と付き合えますし、飲まなくてもバカ騒ぎも簡単にできるので問題ありません。

 

 一日は遅く起きて、妻と二人で飯盛神社まで歩いていきました。その日は約一万歩に達するところまで行きました。

 

 二日目は駅伝を見ていると1号と3号が遊びに来ました。二人と妻を連れて義母が入院している鳥栖まで行き、その間二人を連れて吉野ヶ里歴史公園に行きました。竪穴式住居や物見櫓などを見せましたが、あまり興味が無さそうでした。

 

 三日目は駅伝を見ていると4号が遊びに来ました。天気も良かったし、小戸大神宮まで行って参拝してきました。にこにこ笑って、よちよち歩いて笑顔で抱きついてくるのです。

 

 四日目は1号だけが遊びに来たので、また妻を連れて義母の病院にお見舞いに行き、待っている間は二人で鳥栖の図書館で本を読み、それから吉野ヶ里公園の遊び場に行きました。いつもは3号と一緒なので、どうしても3号のお守りになりますが、久しぶりに二人だったので、1号も思いっきり甘えてきました。

 

 そのまま1号はお泊りとなり、今朝お迎えが来て帰っていきました。するとまた4号が来て、西部運動公園に連れて行って遊んだのですが、この子はどんなに泣いていても私の顔を見るとニコッとしてくれるので、また別の可愛さがあります。

 

 結局、立ち代わり孫と過ごしたお正月でしたが、とても充実しており、とても幸福感がいっぱいです。

 

 なぜこういう投稿をするのかを最後に書きます。

 

 日本の最大の危機は、少子化です。人口が減少していくことで国力が脆弱化していきます。

 

 それを防ぐにはもう一度家族の在り方を考える時に来ているのです。孫と過ごせる時間はとても幸せだと一人でも多くの人が気づいてくれたら、離婚も減るでしょう。離婚したら孫は絶対になつきません。なぜなら孫は娘に連れられて女親の所に行くからです。

 

 我慢に我慢を重ねても離婚をしないようにすることが晩年を幸せにするご褒美なのです。それに最近気づきました。だからこの幸福をすこしでも皆さんと共有しようとだれに何と言われようとしているのです。

 

 フェイスブックでジィジバカの投稿が増えたような気がします。それによって結婚をし、子供を作ることが最高の親孝行だとわかってもらえれればいいのです。

 

 こう書くと子供が欲しくてもできない夫婦に悪いとか言われますが、その方々はその方々なりの貢献の仕方があるのです。

 

 私の友人は道場で子供たちに空手を教えています。自分の子や孫のように接しています。これも大きな貢献だと思います。

 

 政治家で子供がいない方もおられます。その政治家の方が子供に継がせようと考えないのでいいようにも思えます。すべての子供を自分の子のように考えておられる政治家もいるのです。

 

 人それぞれの生き方があります。

 

 でも、63歳になって最高のキスは孫娘がほっぺにチュッとしてくれるキスほどうれしいものはありません。

 

 転んで泣いていても私が抱っこをすれば、泣き止んでくれることもうれしくてなりません。

 

 一緒に寝ている時ふと目が覚め、小さな手を軽く握りしめると寝ているにもかかわらずに握り返して嬉しさは何とも言えません。

 

 若い人はぜひ結婚し、二人で子供をもうけましょう。子育ては大変だけど、それなりの幸せもたくさんありますし、孫を抱いた時の幸福感は何事にも代えられない喜びがあります。

 

 少子化対策?

 

 制度ではなく、子供や孫を育てる喜びをみんなが共有できることだと思います。