IR(総合リゾート)法案って本当にカジノ法案なの? | 井上政典のブログ

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 山本太郎参議院議員の発言をいろんな人が批判しています。

 

 「非」と書かれたコメントやメッセージをたくさんいただきました。でも、地上波ではどうなのでしょう?最近あまりテレビを見る機会がないのですが、これを批判するテレビのコメントは寡聞にしてありません。

 

 山本氏(本当は氏などつけたくないのですが、一応国会議員なので・・・)の発言は正しいものなのでしょうか。

 

 「カジノより被災者支援を」と糸数議員も垂れ幕を本会議の投票の際にだして懲罰にかけられるそうですが、議論を尽くしたうえでの投票の時にどうしてそうするのでしょう。

 

 もともとIR法案はIntagrated Resort(総合リゾート)法案であり、カジノ法案というのはただの野党のレッテル張りです。集団的自衛権の行使を含む安保関連法案の際も「戦争法案」と虚偽のレッテル張りをして国民を惑わしたのも野党とマスコミでした。本来は平和を守るための法律です。

 

 もうあの平和安全法制が成立してから3年もたつのですが、野党が言っていた徴兵制や戦争の足跡は全く聞こえず、北朝鮮と米国による緊張が高まっている中、アメリカから日本に高度な軍事機密がどんどん流れてきていると聞いています。もちろん一般人である私がその中身がどんなものかは知る由もありませんが、高度な情報が流れてきていることは為政者がそれを活用して、国民の生命・財産を守るために有効な手立てを打ってくれると信じています。

 

 ところが野党や左巻きの人たちは「平和」「命が宝」と言いながら、政府は信用できないと政府の足を引っ張り、国民と政府を乖離させるようなことばかりを言っています。全く矛盾していませんか。

 

 私も平安な生活を続けていきたいし、私の命よりも孫たちの命がとても大切でこの子たちがつらい思いをしないでいいようにするにはどうしたらいいかを常に考えています。

 

 だからこういう国際的な危機の時は、官民一体となってその危険から国民を守ることを第一に考えるべきだと思っています。

 

 私の考えはおかしいですか?おかしいと思われる方は、どこがおかしいかを指摘していただければ、きちんとそれに答えていきたいと思います。

 

 安倍総理たちが5日の夜に議員会館で飲んでいたと批判する人たちが、政府・地方自治体・自衛隊・警察・消防そして数多くのボランティアの皆さんたちが被災地の復興に炎天下の中、汗を流している時に自分たちの仕事をしないで政府の足を引っ張り、さも被災者に寄り添うようなパフォーマンスをしても、まともな国民の目は騙されません。

 

 カジノはギャンブルです。しかし、そこに入るのに6000円も払って行くとなれば、普通のギャンブラーはいかないと思います。初めから6000円のマイナスから入るギャンブルなんて全く魅力がないからです。

 

 おもてなしの心があふれる日本で普通のカジノができたら、一番困るのはどこでしょうか?

 

 こういう切り口で考え見れば野党の議員の言動がよくわかります。決して国民のことを思ってなんかいません。

 

 マカオはCHINAが国策として大々的なカジノを返還後に建設したところです。マカオにはチャイニーズマフィアの巣窟がありました。そこに外貨獲得のためにカジノを建てることになった時から、人民解放軍が有無を言わさず建設予定地に入り、土地の整備をしたそうです。これは香港在住の大学教授から聞いた話です。

 

 すると強面の人たちも軍隊にはかないません。あっという間に土地が整備され、巨大カジノ場が林立し、そして今ではラスベガスを凌ぐお金が動いています。

 

 ではラスベガスは廃れているのでしょうか?いいえ、ラスベガスはIRとして見事にカジノ一辺倒から脱却していると聞いています。

 

 もう40年前になりますが、当時19歳の私がアメリカを一人旅をしていた時に、ナイトショーを見学しようと案内所に行き、19歳でも入れるショーを観ました。ダンスのパフォーマンスでしたが、その後にお邪魔したアメリカ人の敬虔なクリスチャンのおばあちゃんにそのことを話し、写真を見せると、びっくりしたような顔をして「彼女はもっと体を布で覆うべきだわ」と言ったのをふと思い出しました。

 

 ラスベガスのショービジネスは世界一だと思います。今では家族すれで楽しめるように子供連れのアトラクションも多数あり、作られた当時のマフィアが牛耳るギャンブルの街から脱却していると聞いています。最近言ったことがないので、伝聞調でしか書けません。

 

 日本もそういう総合リゾートを目指しているとこれを推進している自民党の中心人物の一人から直接お話を聞いています。

 

 決して国営の賭場を開くわけではないのに、野党やマスコミはカジノ法案と偽りのレッテルを張って反対しているのです。

 

 家族連れで楽しめる総合リゾートに良質のお客様が来たら、その近くにあるマカオなどのカジノに行くお客が減ることは目に見えています。

 

 韓国内にもカジノがあります。そこに行くとパスポートの提示を求められます。20年ほど前でしたが、十分な大人(おじさん)でしたので、子供じゃないとわかるだろうというと、カジノ側は「いいえ、このカジノには韓国人は入れないのです」と言ったのには驚きました。今でもそうかどうかは知りませんが、韓国民は入れず、外国人が外貨を落とすところが韓国のカジノでした。

 

 福岡市内のパチンコ屋に行きますと、ハングルで何やら書いてあるのが目に入ります。これを呉善花先生に聞くと今韓国では日本にパチンコしに行くツアーがはやっているからですと答えてくれました。

 

 韓国ではパチンコが禁止されているので日本に来てギャンブルをするわけです。

 

 私はギャンブルをすべて廃止しろなんて言いません。私もギャンブルは好きですし、時間があればパチンコ屋にも行くこともあります。

 

 ギャンブルや賭博は昔から日本に存在するものですし、ギャンブルが嫌いな人はいますが、好きな人も大勢います。

 

 ただ身の丈に合った遊びをしたらいいだけの話です。

 

 日本にカジノがないのに、すでに200万人以上のギャンブル依存症がいるのはなぜでしょう。

 

 それはパチンコというギャンブル場が町の至る所にあるからです。その風景を子供のころから見慣れていれば、これが法律違反のギャンブル場だと思わなくなります。またパチンコ屋には多くの退職警察官が再就職先として雇用されています。時々目つきの鋭い警備担当者がいますが、その方がきっと警察出身者だと思っています。

 

 IRを作り、そこに退職警察官を多数雇用することから始めなければなりません。パチンコは三点方式と言って、パチンコで出た玉やコインで景品に変え、その景品を古物商の免許を持つ別法人が買い取ることにより、現金化します。

 

 これをまず禁止したらいいだけのことです。以前は店舗のある建物とは別の建物に買い取る場所がありましたが、今は防犯上の理由から建物の中にあるようです。

 

 政治家にも大勢パチンコ屋から献金を貰っている人が与野党に存在し、活発なロビー活動をしているのです。今回のIR法案の反対派にはこのパチンコ屋から献金を貰っている政治家たちが大勢反対しています。

 

 今はほとんど日本人や台湾人が経営するパチンコ屋は潰され、ほとんどが在日系だと言われています。それも南系と北系に分かれているそうで、以前は力を合わせて日本人系や台湾人系を潰してきた後に、今南北の対立が激化しているそうです。

 

 飲食店での喫煙を禁止する法律も成立したようですが、ぜひパチンコ屋でも喫煙を禁止するようにそこに含めてほしいと思っています。当然そういう話になるのかなとみていましたが、一向にそういう話は浮上してきませんでした。やはり何らかの力が働いていると思っています。

 

 野党の存在意義が今までの日本のためではない社会の構築のためだったようですが、国民はネットという手段で目の前に覆われた目隠しを取り除いてしまった今日、全く通用しなくなりました。

 

 だから、山本太郎がどんなに感情的な演技をしてもただの暴言としか受け止められない国民が増えてきたのです。以前なら政府権力と戦う闘士として人気を博していたかもしれませんが、事実を知ることのできる術を持った国民はもうそんなに簡単には騙されません。

 

 IRの敷地内の5%以内しかカジノが作れないのをご存知ですか?それ以外は家族で楽しめるアトラクションがあったり、日本人の大好きな温浴施設があったりと本来は楽しい場所を作り、そこに世界中からの観光客を集めるというのが総合リゾートの考え方ですが、どうしてもカジノ解禁を嫌がる人たちが国会で動けるように資金を提供して、つまりカジノ利権に群がって反対していたのがIR法案審議です。

 

 だからIRは東京や京都などの既にブランドが確立している観光地には作る必要がないのです。九州では福岡に作る必要がないのです。

 

 過疎に悩む場所や雇用を創出したい地方が叡智を結集して誘致し、世界の人々が来たくなるような総合リゾート地を建設することが重要なのです。そのためにはありとあらゆる法律での規制は邪魔になります。

 

 あまりにもめんどくさいとだれもお金を出しません。千葉県に住んでいた時に、ディズニーランドにはしょっちゅう言っていました。多分60回以上日本とアメリカで行っていると思います。子供を連れて行っているので今でもどこにトイレがあり、このトイレは空いているかがわかります。

 

 そして福岡に帰ってきて先日閉演した北九州のスペースワールドに行くとあまりにもその施設のお粗末さにびっくりしました。一つ一つのアトラクションは凄いものがありましたが、園内の至る所にお金の使い方が違うのです。よくこれで持つなと思っていましたが、先日等々閉演してしまいました。

 

 つまり中途半端な投資では世界からのお客様を呼べないのです。そして呼べなくしているのが野党の反対です。

 

 でも、これを誘致して地域の活性化を図ろうとしているところにとっては本当に野党の存在は邪魔です。つまり日本にとっても邪魔です。

 

 もし、ギャンブルが嫌でカジノなんて嫌だという人は行かなけばいいだけのこと。変な倫理観を言わなくてもいいのです。

 

 もし、長崎にディズニーランドに匹敵する施設ができたら、福岡から車で一時間半くらいです。孫たちを連れて喜んでいくでしょう。

 

 それがIR総合リゾートです。嘘とでたらめのレッテル張りを信じるととんでもないことになりますよ。

 

 ギャンブルが嫌いな人は95%のエリアで楽しめばいいだけのこと。いまさらギャンブルがと目くじらを立てる前に駅前や郊外のパチンコ屋の存在を許容してきた責任をどう果たすのかを考えましょう。