ひやひやしていましたが、新潟県知事選挙の結果が野党オールスターズが推す池田候補ではなく、自民・公明が推す花角候補が勝利しました。その差約35000票、僅差の勝利です。
福岡から遠く離れた新潟の県知事選挙が気になるのは、池田候補の応援に野党のオールスターズが連日のように応援に入っていたからです。
つまり、野党の力を結集して与党に勝利するという戦略が功を奏すかが見ものだったのです。結果は表題の通り、野党オールスターズは敗れました。彼らの声は良識ある新潟県民の心には響かなかったのです。
また魚沼市の国会議員の補欠選挙や上越市の県議の補欠選挙も自民党が勝ちました。新潟の方々の見識に感謝します。
投票率は前回の53.05%から58.25%と5%も上がりました。それだけ県民の意識も高かったのだと思いますが、まだまだ5割台というのはあまり好ましい結果ではありません。
友人の八幡和郎先生によると、10代から50代はおおむね花角氏を支持し、それ以上の世代が池田氏を支持していたとのこと。詳しい分析が後日出るでしょうが、若年層の投票率は決して高くはなかったのではないでしょうか。
金曜日に行われた池田陣営の街頭演説会の様子を結果が分かった後に視聴しました。結果がわかる前だとむしゃくしゃして夜寝付けないと思ったからです。案の定、罵詈雑言、嘘八百を並べての選挙応援演説。
左高信や山口教授、金子勝教授など聞くに堪えない汚い言葉が並び、選挙応援演説というよりもアジテーターによるアジ演説の様相でした。ネットではさんざんにたたかれているあの香山リカ氏も登場し、共産党の穀田氏も登壇し、すべてが安倍憎しからの発言で終始していました。
ここでも原子力発電所の再稼働の問題が大きな争点となっていました。しかし、これは科学の問題であり、感情論でどうのこうの言う問題ではありません。新知事も慎重な姿勢で粛々とその検証結果を吟味し、県民のために安全だと確認出来たら、速やかに再稼働したらいいと思います。
私はご存知のように原子力発電の推進派です。なぜならば日本のエネルギー安全保障上原子力発電所は必要不可欠なものだと信じていえるからです。世界の潮流も原子力発電所の建設が目白押しです。この点での金子勝は嘘をついています。
再生可能エネルギーでは先進工業国のエネルギーは賄えないのです。
今日は雨が降っています。こういう時は太陽光発電は発電していません。発電効率は12.5%でしかなく、それ以外は化石燃料をふんだんに使って電気を起こさねばなりません。そして常に出力を上げるように備えていなければならないために、その無駄が半端ないのです。
https://touron.live/archive/?kind=R&id=119 詳しくはここをご覧ください。
新電電がたくさんできて電気を供給し始めてますが、もし新電電が電力を供給できない時は各地の電力会社が責任をもって電力を安定して炬窮する義務があります。再エネ賦課金は私たちの電気料金の一割程度が引かれており、それが自然可能エネルギーで生産された電気の買取に回っています。
それでもその太陽光パネルが日本製で日本の産業に役に立つならよかったのですが、太陽光パネルを生産していたシャープは経営不振となり身売りしました。
吉永小百合がシャープのCMで、「太陽光は地球を救う」と言っていましたが、太陽光はシャープも救えませんでした。
台風が接近しているそうですが、台風が来て大風が吹くと風力発電の羽根は止まります。もちろん風がないときも発電しませんが、風が強すぎると壊れるので止まるのです。
そういう不安定な電源に頼っていいのですか。
また野田聖子総務相がスプラトリー諸島に建設されたCHINAの軍事基地は日本には影響ないと言いましたが、あの基地はCHINAのシーレーンの確保が戦略目標であり、それと同時に日本と同じシーレーンだということを無視している発言にはう容易に納得できません。
もしあそこで日本のシーレーンを止められたら、九州を除く各地はすぐに干上がってしまいます。九州はもう間もなくすべての原子力発電所が稼働し、安定した電力を供給できるので、普段使う電力は原子力と再生可能エネルギーで十分に賄えます。
考えても見てください、都会で暑い夏に電力が落ちて空調も窓も開けられず、高層ビルで下に降りるのにエレベーターも使えない生活を。
健常人であればさほど問題ないと思いますが、お年寄りや子供など弱者がその影響を一番受けるのです。
でも何もすべての電源を原子力にすべきだと言っているわけでありません。電源は多種多様な状態にしておき、メタンハイドレートなど将来日本のエネルギー源になるようなものを開発し、順次原油や天然ガスなどから変えていけばいいのです。
アメリカも原子力発電所を作ろうとしました。既存の発電所が老朽化したからです。しかし、スリーマイル島事故の後作らなかったために原子力空母や潜水艦の技術を持っているにもかかわらず、複雑怪奇な建屋をアメリカのゼネコンが作ることができずに大赤字となり、親会社の東芝の経営を圧迫しました。
イギリスも原子力発電所の建設を一時はCHINAに、今は日本にゆだねようとしています。それは各国が原子力発電所を開発している時に北海油田が見つかってそれに頼っていたからです。しかし、そこがそろそろ枯渇し始めてきたので、慌てて原子力発電所を建設しようとしましたが、国内にはすでにそのノウハウを持っている企業がなく、外国に頼らざるを得なくなったのです。
今後100基近い原子力発電所が世界で建設されようとしていますが、反原発派の反対で日本はそのレースから置き去りにされ、なんとロシアとCHINAがその部門でトップを走り続けています。
ノウハウや技術が途切れるということはそういうことなのです。これで国益に適いますか。
そしてそこに日本が戻ってくることは彼らにとってとても邪魔な存在になるのです。
左巻き=反安倍=反基地=反原発と繋がっていることに気が付くと彼らの嘘がよくわかります。
これでまた左巻き陣営に亀裂が入り、内ゲバを起こすことでしょう。この新潟の彼らのとっての敗戦は、次の国政選挙での足並みの乱れに通じると思います。
北朝鮮情勢が混沌としている中、これを乗り切れるのは安倍政権しかないと思っております。国内に巣食う工作員をあぶりだし、きちんと政権を監視しながら応援していきたいと思っております。
でもネットを見ている若者は自分たちの未来がかかっているので、ぜひ選挙に行くという実際の行動をしなければ、世の中何にも変わりませんよ。