今回の選挙の大義とは? 小池氏はやっぱり無責任! | 井上政典のブログ

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 衆議院の解散が決まり、小池東京都知事が希望の党を小池氏主導で立ち上げると発表しました。

 

 すると、今朝の八時台のワイドショーは解散総選挙よりも小池新党のことを多く取り上げていました。

 

 そしてマスコミの今回の安倍政権攻撃のワードが「大義なき解散」「モリカケ隠し」であり、それを視聴者の印象付けるような放送を繰り返していました。

 

 皆さんは今回の選挙の争点は一体なんだと思いますか?

 

 そして安倍総理がこの時点で解散総選挙に踏み切ったのは何だと思いますか?

 

 私は今回の選挙の争点は憲法改正にすべきだと思っています。

 

 野党を支持する左巻きの人たちは、今の世界情勢に対する危機感が全くないように思えます。そして野党の党首が口々に「大義がない」「モリカケ隠しだ」と自分たちの準備不足を隠蔽するために叫んでいるように思えます。

 

 私は今日本を取り巻く環境はとても危ない時期に来ていると思うのですが、皆さんはいかがですか?

 

 日本にとって最悪の事態は、戦争が起こることではありません。

 

 北朝鮮が日本を攻撃するミサイルと核兵器の保有するという現状を米国が容認することです。

 

 麻生副総理が発言をしたたくさん日本に押し寄せてくる難民をどう対処するのかを福岡県や福岡市、山口県、鳥取県、島根県、福井県、新潟県、京都府などは検討しているのでしょうか?

 

 無辜の民が戦を逃れて日本に流れてくるのなら日本は人道的な措置を講じなければならないと思います。

 

 でも、衛生面の検疫を行わないとどんな伝染病が入ってくるかわかりません。国を追われ、自暴自棄になり乱暴を働くかもしれません。

 

 さらに、これを機に日本の霍乱を狙って、武装工作員が難民に紛れ込んでいるかもしれません。

 

 ゆえに一般の国民に害が及ばないように隔離することも検討すべきです。そのためには、昔人が住んでいたけれども今は無人となった島などに収容施設を造るなどの対策の検討をすべき時です。

 

 台湾出兵の時に復員する将兵の検疫をいい加減にしたために、国内では伝染病が蔓延しました。 

 

 それを教訓に日清戦争の際は後藤新平が臨時陸軍部検疫事務官長として徹底的に全将兵に検疫を行い国内に伝染病が入ってくることを封じ込めました。

 

 瀬戸内海のいくつかの島に検疫所を置いて、そこで検査を終えた将兵しか入国を認めなかったのです。これにより日本の検疫は世界最高水準になりました。明治28年のことです。

 

 火の粉が日本に降りかかってきた時に、自衛隊創設以来初めて戦闘での戦死者が出るかもしれません。

 

 防衛出動がかかり、実弾での交戦があるかもしれません。でも、現在の自衛隊関連法では、憲法が交戦権を否定しているために、警察権程度の武器使用しかできず、せっかく持っている世界有数の戦力を発揮することができません。

 

 「専守防衛」という日本独特の変な政治用語によって自衛隊の手足が縛られ、日本人が日本国内で外国からの攻撃で殺されないと反撃できないという奇妙な状況下に置かれています。

 

 これを何とかして変えなければなりません。

 

 何のために?

 

 日本国民の生命・財産を守るためです。

 

 北朝鮮からの攻撃によって私の大切な宝物である孫が傷つけられるなんて考えたくもありません。

 

 皆さんはどうですか?

 

 その国の軍隊はその国の国民の生命・財産を守るために存在します。またそうやって闘うことにより、国民の誇りも守ります。

 

 先日のブログで韓国映画「トンネル」の紹介をしましたが、大事故を前に速やかに閉じ込められた人を救助する術を持たない救助隊はにっちもさっちもいかない惨めな状態になるのです。

 

 北朝鮮からミサイルが発射されてからでは遅いのです。迎撃は困難を極め、ギリギリに撃ち落とせたとしてもその破片で大勢の日本人が傷つくかもしれません。

 

 でも、迎撃しない方が圧倒的に被害は多いのは当たり前のことです。

 

 そのことを国会で議論しようともしない、ノー天気な議員には退場してほしいと思います。

 

 先日参加した鬼木誠議員を励ます会のゲストスピーカーである青山繁晴氏が11月にトランプ大統領が来日するのは、北朝鮮攻撃の準備万端を整えた後に実際にやるのかどうかを安倍総理と話し合うためだとおっしゃっていました。

 

 先の国連で日米韓の首脳会談後に、日米の首脳による話し合いが行われました。

 

 これは、韓国は信用できないが日本は信用できるという表れだと思います。そして北朝鮮に近い日本に来ても十分に大統領の安全が確保できると信頼関係があるから日本に来るのです。

 

 でも、その足でよっぽどのことがない限り韓国にはいかないでしょう。

 

 その際に、北朝鮮はそこを支援するCHINAやロシアに利する議員は排除しておきたいという思いがあるのではないでしょうか。

 

 今回の一連の危機に対し、ネットで情報が得られる世代は安倍政権を支持しています。テレビや新聞でしか情報を得られない世代がまたマスコミに踊らされそうかと思いきや、北朝鮮の脅威を目の当たりに感じている人が多くいるそうです。

 

 そのため、安倍政権の支持率は回復基調にあり、国民の間にも危機感が徐々に広まってきているように思えます。

 

 そこで小池新党です。

 

 初めは小池さんもやるなと好感を持ってみていました。

 

 それは、準備不足と言いながらあまり好評でない若狭氏や細野氏のもたもたぶりをみて「リセット」して自分が表に出るという勝負に出たまでは良かったのですが、小泉さんの支援をとるつけるためでしょうか「脱原発」を言い始めました。

 

 東京都では一基の原子力発電所も存在しません。でも、電力の最大消費地なのです。その場所の首長が脱原発って考えられません。

 

 これこそ無責任です。

 

 百歩譲って原子力発電所が立地する地方自治体の首長がまだいうのは理解できます。原子力発電所があるという条件でもらう補助金や交付金を返上する覚悟で言うのですから。

 

 でも、東京都は各地で生産された電気を消費するだけの場所です。

 

 ではどうやって巨大な電力需要を賄うのでしょう?

 

 その代替案もなしに原子力発電所の立地県から送られてくる電気を拒否するとでもいうのでしょうか?

 

 立地県の人たちは不安もありながら、国や電力会社を信じて自分たちの住まいの近くに置いています。

 

 安全性は日本の科学者・技術者が一丸となって世界最高水準にまで高めています。あの福島の不幸な事故のあとでは、津波対策も万全となり、南海トラフ地震などが起こり、太平洋岸が津波で壊滅的な打撃を受けて、沿岸の火力発電所が全滅しても、津波対策が施されている原子力発電所からの電気で復興のエネルギーを賄うことができるのです。

 

 東京都という電力最大消費地の地方自治体の長が脱原発を希望の党の主要政策に持ってくるなどやはりこの人は信用できないと思います。

 

 若狭氏や細野氏のインタビューも見ましたが、一番困惑しているのはこの両人ではないでしょうか。

 

 政治ジャーナリストの田崎氏が「小池さんには周りに誰も信用できる人がいない」と言っていましたが、代表になって党を立ち上げるというのを若狭氏も細野氏もその当日聞いたという発言をどのように理解すればいいのでしょう。

 

 一番面白くないのはこの二人ですよね。もっともこの二人の新党では話題性は全くありませんが・・・。あるとしたら、過去のスキャンダルだけだと思います。

 

 あとこのニュースを苦々しく思っているのは、存在感が薄らいでいる民進党の前原代表でしょう。

 

 そして自民党の一人勝ちはいやだけれども共産党に入れるのはちょっとと思っている人たちの受け皿にはなることでしょう。

 

 自民党の勝敗だけを考えずに、安倍総理が憲法改正を粛々と進めていくために希望の党との連携を視野に入れていくのならまだ理解はできます。

 

 ですから、小池新党はあまり脱原発を声高に叫ぶのではなく、緩やかな廃止への行程表を示すだけにとどめておくべきかなと思います。

 

 すると、いまは小池新党を持ち上げているマスコミですが、野党共闘が不発に終わり、民進党が社民党と同じ運命をたどることになって初めて小池新党の怖さがわかるはずです。

 

 腐っても自民党

>あまり気に入らないけれど小池新党・維新

>消えてなくなりそうな民進党

>消えてしまう社民党

>絶対に無くすべき共産党

 

 という構図になります。

 

 FBのしゃれたキャッチフレーズが目に入りました。

 

 「議員を続けたい人のための希望の党」

 

 選挙前に今までお世話になった政党から離党するような人は信用できません。

 

 山尾志桜里議員が無所属で出馬するとのことですが、マスコミは「このハゲ―」発言を繰り返し放送して、豊田議員の方が酷いでしょうと扱いで何とか山尾議員への風当たりを和らげるような動きがあります。

 

 今こそ有権者の見識が問われます。

 

 安倍総理が100%ベストだとは言いません。でも、他と比べれば安倍総理しかいないと思います。

 

 なぜならすべての政策に置いて、責任感を感じることができるからです。

 

 日本国民が北のならず者によっていつ何時Jアラートが鳴るかどうかびくびくした生活を送るようなことがあってはなりません。

 

 核兵器を保有したままの北朝鮮が憲法によってがんじがらめに縛られた自衛隊が手も足も出せないことを横目に見て、理不尽な要求をしてくることを許してはなりません。

 

 北のならず者の指導者が気分で発射ボタンを押すかもしれないといつも顔色を見なければならないようにしなければなりません。

 

 そのためにも今回の選挙で北が暴走しないための仕組みをきちんと作るべく、売国奴議員を落選させ、愛国者議員だけで真剣に国防を議論していく必要があると思います。

 

 加計問題に関して、今治市民に聞いてみてください。郷土愛が深ければ深いほど野党の不必要な攻撃に憤怒されていると思います。

 

 選挙の大義?

 

 それは日本の国防を真剣に考え、その体制を構築するために愛国者議員を増やすことだと私は思います。