士は己を知る者のために死す | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 なんかたいそうなタイトルですが、要は7月4日に福岡の中央市民センター(福岡市中央区赤坂2-5-8)で18時から田母神閣下の講演会を実施します。

 

 演題は「田母神俊雄大いに吠える!~不徳恥じるも私心無し」です。

 

 アパの懸賞論文で優秀賞をとられ、一躍時の人になったと思うと急になぜかそれが大問題となり、航空自衛隊のトップである航空幕僚長を更迭されることになりました。

 

 その問題に麻生政権のとった人事方針に自民党に失望感を持ち始めていた保守が一斉に離反、それが民主党政権の誕生につながったとみています。

 

 あの時に、麻生総理がひと言、「あの論文のどこがおかしいのか?」と擁護していれば麻生政権はむざむざ政権を明け渡さなくてもよかったのかもしれません。

 

 暗黒の三年三か月でしたが、民主党の反日売国奴具合が国民にも明らかにされ、戦後日本を蔽っていた左巻きの風潮に風穴を開け、国民の危機感をつのり、第二次安倍政権が誕生したと考えています。

 

 私は今の安倍政権に対して100%賛成ではありません。しかし70%は理解できる政策を推し進めているので、ほぼ満足しています。

 

 安倍政権に満足できない人たちは、あの民主党政権時の政策がよかったのでしょうか?私には理解できません。

 

 その後、田母神閣下は積極的な評論活動を実施し、そのユニークで歯に衣を着せない言動で人気を博し、講演、テレビ出演、出版など精力的な活動を続けておられました。

 

 そしてチャンネル桜の水島氏に請われて東京都知事選に出馬し、最初は泡まつ候補扱いだったにもかかわらず66万票を獲得する大健闘をしました。

 

 それによって政治活動へと転身されていくのですが、東京都知事選の時に集めた寄付金の使途について疑惑が発生し、逮捕されました。

 

 そして長期の拘留を余儀なくされ、というのは罪を認めれば保釈が可能でしたが、罪を最後まで認めなかったのでなかなか保釈が認められなかったのが現状でした。

 

 で、三つの罪状の内二つは無罪、そして最後の主だった運動員幹部にお金を配ることを了承したかどうかが争点となり、執行猶予付きとはいえ有罪判決となりました。

 

 閣下はただちに控訴をされ、その判決は凍結状態にあるのが現在です。

 

 私はこの裁判は「冤罪」だと信じています。

 

 というのは、この問題が出始めの頃から閣下から直接その経緯についてお話を聞いていますし、若い愛人と言われている問題に関しても現在の奥さんもよく知っていて、色気でたぶらかしたというような事実や選挙資金で高額の品物を買ったということもないことを知っているからです。

 

 でも、逮捕後世間の反応ははっきり分かれました。

 

 神様のように崇めていた人たちが手のひらを返したように罵詈雑言を閣下に浴びせるのを見るのは自分のことのように心が痛みました。

 

 その筆頭がチャンネル桜の水島氏です。

 

 チャンネル桜という左巻きに席巻されたマスメディアに風穴を開けた功績は大きいのであまり非難をしたくないのですが、水島氏の田母神閣下に対する攻撃はそれはもう聞くに堪えないものでした。

 

 閣下は使途不明金が発生した段階ですぐに水島氏に報告しており、その対策も協議してきたと聞いております。

 

 警察にも今後の方針などを相談して来ていました。

 

 逃げ隠れしない、不徳を恥じても、一点の私心もないという態度でした。

 

 しかし、チャンネル桜という放送を使っての水島氏の攻撃は熾烈を極めました。

 

 公開討論をしようとしても、日が迫ってきてキャンセルなどが続きます。しかし、一方的な攻撃は止まりませんでした。

 

 水島氏を応援される方々はまた別な意見があると思います。

 

 でも、かつては盟友として同じ方向を目指していた大物が、かくも口汚く罵るのは聞いていていい気分にはなりません。

 

 私もいろんな活動をしていますが、方向性の違いや人間性の問題でその人との縁を仕方なく切った経験が何度もあります。

 

 しかしその人に対する批判は公の場では極力避けてきました。それがかつて同志だった人に対する礼儀だと思うからです。

 

 水島氏は裁判の証言の中でいくつか矛盾が明らかになり、偽証を問われています。

 

 こういう話も講演会の中で聞けると思います。

 

 私は初めは有名人であり思想的にも同じの田母神閣下を尊敬していました。

 

 親しくお付き合いさせていただく中で、この人が自分の上官だったら迷わず死地にも飛び込むことができると思うようになりました。

 

 それだけ人間的に魅力のある人です。いろんな人を懐に入れてしまうのです。

 

 その反面、わきの甘さが目立つところがあります。

 

 私はそれが魅力と見えるのですが、貶めようと悪意を持った人たちにはそれが絶好の攻略ポイントに見えるのでしょう。

 

 閣下が今回の冤罪とみられる逮捕劇に嵌ったのは、

1.アメリカ製の武器ではなく国産や他の国からの武器を使用してアメリカべったりの防衛体制に風穴を開けようとしたこと。

 

2.都知事選の後に行われた衆議院選挙で東京12区という公明党の太田昭宏氏の地盤から出馬し、創価学会攻撃をしたこと

 

 上記の二点が主な原因とみています。

 

 皆さんはどうお考えでしょうか。

 

 田母神閣下のような問題点を簡単な言葉で的確に発信できる方はそんなにいないと思います。

 

 そしてそれが日本の弱点の安全保障の分野だからなおさらです。

 

 私は閣下にもっともっと評論の部分で活躍してほしいと思います。

 

 だから世間の逆風があっても私の田母神支持は変わりません。

 

 もしお時間のある方は7月4日福岡中央市民センターへの講演会に参加されませんか?

 

 18時開場、その時から書籍の販売及びサイン会を実施します。

 

 18時半開演、講演後もちろん質疑応答の時間も設け、20時半に終了予定です。

 

 会費は2000円。できるだけたくさんの方々にお越しいただきたく思いこの値段に設定しました。

 

 閣下に対するカンパ等は大歓迎です。私の方へお申し出くだされば直接手渡しできるように手配します。

 

 なお、これはいつも以上に拡散協力をお願いします。