蓮舫氏の東京都知事選出馬を歓迎する! | 井上政典のブログ

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 舛添氏がとうとう辞職しました。

 

 粘り腰でもっと頑張るかと思いましたがやはり彼も人の子でしたね。舛添氏は、前も書いた通り自民党が下野した時に沈みゆく船からいち早く逃げ出したねずみ男でしたので、大嫌いでした。

 

 痩せても枯れても戦後の日本の政治を率いてきたのが自民党だという自負心があれば、危急存亡の時に幹部である舛添氏が逃げ出したのはどうしても許せません。

 

 逆にあまり好きではなくベラル派と称されていた元加藤紘一氏の側近だった谷垣氏が、身にかかる火の粉をものともせずに自民党の復権におおいに尽力されたために、ひとかどの人物とみるようになりました。

 

 安倍総理も谷垣氏を重用していることを見ても、その時のことを考えておられるのだと思います。

 

 東京都知事選の時に、自民党の有力議員の何人かに舛添氏の擁立で意見を伺ったことがあるのですが、口々に党の決定だから仕方ないと半ばあきらめの口調で答えておられたのが印象的でした。

 

 あの売国奴政党である民進党から東京都知事選の候補者として蓮舫氏の名前が挙がっていますが、私は大歓迎です。

 

 理由は、当選してもしなくても参議院における民進党の勢力を削ぐことになるからです。

 

 もし、当選したとしましょう。それでも東京都議会では自民・公明の与党が過半数を占め、ギリギリと蓮舫氏を締めあげることがしようと思えばできます。ただし、これは150万票を超える票数で当選しては困るのは事実です。

 

 彼ら得意の民意に逆らうことになりますから、自民党の都議たちは腰が引けるからです。

 

 そのためにも、接戦になるくらいの対抗馬を自民党が出すのが必須条件です。

 

 落ちた時は、民進党の代表代行が落ちるのです。これほどインパクトのあることはないでしょう。

 

 2014年の衆議院選挙の際に民主党代表だった海江田万里は落選し、代表を辞任し今は何をしているのか全く表舞台に出てきません。

 

 慰安婦などの問題で平気で国辱的な行動をする蓮舫氏、でも庶民の人気が高く舌鋒鋭く追及する姿はちゃんと考えがまともならばと何度も思わせるほどの凛々しさがあります。

 

 ここで蓮舫氏の議員生命を断つ絶好の機会です。

 

 さらに、蓮舫氏が東京都知事選に出馬して参院の東京選挙区から外れると人気者の蓮舫氏だけに民進党の得票率が大幅に下がるのは目に見えています。

 

 さすれば、最悪の場合(民進党にとって)は、東京選挙区の民進党の議員はいなくなる可能性も出てくるのです。

 

 蓮舫氏東京都知事選出馬→落選。民進党東京選挙区ですべて敗退。となる可能性が濃くなります。

 

 さらにあの左巻きの権化宇都宮健児氏の票を大幅に食ってくれます。

 

 自民党の候補とあの宇都宮氏が野党の統一候補で出てきたら、現在のところ勝ち目はあるでしょうか。

 

 蓮舫氏が出馬することにより、その勢力を削ぐことになるのです。

 

 私は東京都民にとって、いや日本国民にとって最悪の選択は宇都宮氏が東京都知事になることです。それを避けるためにもぜひとも蓮舫氏が出馬してほしいと思います。

 

 マスコミでは早くも蓮舫氏推しの動きが始まっているようですが、その動きが強くなればなるほど宇都宮氏が出てくる可能性が減るのではないでしょうか。

 

 どうです、こんな絶好の機会はないと思いませんか?

 

 よって蓮舫氏の東京都知事選出馬を大歓迎します。

 

 ただし、東京都民の良心にかかっています。現在は投票率も低く、政治に関心を持っている人は少ないと思います。

 

 だから、今回は少しでも投票率を上げて一般の都民が投票所に足を運ぶのが前提となります。さもないと、労組等の組織票を持っている候補が有利となり、都民にとって、いや日本国民にとって最悪の選択となるからです。

 

 普段は選挙に行かない人がきちんと自分の日本国民としての主権を行使する行為である選挙に行けば、民進党が東京都知事の椅子をとることはないと思っています。

 

 ただ、ここの読者の方が一番危惧している東京都はあの山本太郎を産んだところだからという危惧です。

 

 おもしろそうだからと当選した山本太郎氏がどこまで日本の国益に反しているのかもう賢い人なら気付いているはずです。

 

 でも、二度あることは三度あるからな・・・。

 

 蓮舫氏といえばあの「一番じゃないとダメなんですか?」の発言がとても有名ですが、私はあの時に予算を欲しい研究者がきちんと「こうこうだから一番じゃないとダメなんです」ときっぱりといえばよかった問題で、あれは蓮舫氏の追及がおかしいのではなく、きちんと反論できなかった研究者側がだめだと思っております。

 

 5,6年前に蓮舫氏の秘書が痴漢をした時に、新聞記者の友人に事情を聞いたところ、それだけストレスがたまるほど蓮舫氏の性格がきついんだと聞いたことがあります。

 

 その性格で反対派が多い東京都知事になってもヒステリーを起こすだけでしょう。

 

 いつものことですが、今回舛添氏を引きづり降ろすために活躍?したマスコミは同じ政治資金の不正が問題視されている民進党のガソリーヌ山尾に関してはほとんどスルーです。

 

 この不公平さがどうしても私は嫌いです。

 

 基本的に政治家はお金が必要だと知っているので、いろんな手段でお金を集めようとしています。それは必要悪であり、自分の影響力を高めようとしたら同志が必要であり、その同志を多く集めるには議員一人一人が必要としている資金をどれだけ持っているかによって決まります。

 

 一介のペーペーの議員ならば自分の選挙資金さえあればいいのでしょうが、国を動かすとなればそれ相当のお金は必要です。これが事実であり、きれいごとで済む問題ではありません。

 

 お金にきれいな議員は、実家がよっぽど金持ちでお金に執着する必要がない人か、ある一定以上の同志を集めることのできない小者の議員でしかないと思っています。

 

 結局議員一人では何もできません。

 

 だから、私は普通の志しをもった人がなかなか政治家になれないのです。もし運良くなったとしても自分の思い描いているようなことは何もできません。数とお金がないからです。

 

 話を元に戻します。

 

 議員ならばお金が必要、集めるためにいろんなことをする。政治資金規正法はザル法で今回みたいに違法ではないけれど道義的責任があるというような変なことになるのです。

 

 まずは政治資金規正法をきちんと改正すべきだと思います。

 

 次に、その法律が悪法であっても、悪法も法なりでそれに違反した人は同じように罰するべきです。ガソリーヌ山尾議員はどうなったのでしょうか?

 

 こういう不公平なことにどうしても我慢ができません。

 

 それとも自民党も蓮舫氏が出てきた時のためにカードとして残しているのでしょうか。