私は日本人を信じたい! | 井上政典のブログ

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 歴史を通じて未来を見よう。

 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 首都圏では大雪の中、成人式が開催されたと報道があっていました。

 みなさん、数年前の成人式のあとの当たり前のように報道された内容を覚えていらっしゃいますか?

 多くが荒れる成人式と言って各地のアホな若者が騒ぐところを報道していました。十年ほどそれが続いたのでしょうか、成人式は荒れるのが普通という状況が一般的でした。

 でも、その時もすべての成人式が荒れたのではありません。一部の成人式でアホな若者が暴れてそれが動画で配信されたために話題となり、それが毎年の風物詩のようになりました。そしてそれがすべての成人式で荒れているような印象を国民に持たせました。

 でも、3.11のあとの昨年の成人式では、沖縄県を除いては混乱がありませんでした。それは、成人式を仲間と共に祝えるということの大切さを若者も気づいたからでした。今年は、私の知る限り全国的に混乱はなかったと思います。

 当たり前のことを当たり前にすることはニュースにはなりません。でも、当たり前のことを連綿と続けることがどれだけ大変なことかもきちんと報道されるべきだと思いませんか?

 劇や観月祭や講演会を企画運営するようになり、見えない部分にお金がたくさんかかり、苦労もあるということがわかりますが、それを実際にやっておらずに見ているだけでは何も実態はわかりません。

 今年は20年に一度の伊勢神宮式年遷宮と60年に一度の出雲大社の遷宮が重なる年です。

 式内遷宮とは20年に一度内宮・外宮を建て替え、1300年前に建立された建物を一分の違いもなく現代に伝える儀式です。

 木は腐るから長く持たないという常識を逆手にとって、それならば20年に一度寸分違わない同じものを立てようとする先人たちの智慧の結集したものです。その智慧により私たちは1300年前に私たちのご先祖様が仰ぎ見た同じ形のお社を見ることができるのです。

 しかし、これは偶然ではないのです。

 本来であれば、昭和24年に式年遷宮を実施する予定でしたが、昭和天皇の仰せにより、戦禍がのこる日本国民に負担をかけられないと宇治橋のみの架け替えを実施し、28年(1953年)に遷宮を実施しました。

 それから60年後が今年なのです。

 先帝陛下がきっとこの年に日本が大きく変わると思し召しになっておられるのではないかと思うようになりました。

 敗戦直後のマッカーサー会談の際に「我が身はどうなってもいいから、この皇室の財産を全て差し出すから国民を飢えさせないで欲しい」とおっしゃり、その無私の一言に感動したマッカーサーが廃位の意向を覆し、一転して天皇陛下擁護に変わったのは有名な話です。諸説はありますが、国益のためならなんでもするというアメリカ人の側面と、素直に感動して心を動かすという側面が垣間見れる逸話です。

 昭和天皇陛下はこの2013年が日本国の未来にとって重要な年になることをお見通しになっておられたのではないでしょうか。

 昨年末に野田さんが、敗北必死にもかかわらず衆議院を解散し、「安倍自民党」政権が誕生しました。この安倍自民党という表現はこのブログでしょっちゅう使用していますが、田母神閣下も同じことを言われていました。

 「自民党が政権を取ったのではない、安倍自民党に国民が政権を任せたのだ」と。

 今年は、参議院選挙もあり、そこでいままで日本を弱体化させていた売国奴たちを一掃することが本当の日本の発展に寄与すると思っています。

 今年の初詣の人出は例年よりも多く、伊勢神宮式年遷宮・出雲大社遷宮が重なる年です。これは単なる偶然なのでしょうか?

 長いあいだ戦後の呪縛に囚われた日本が自虐史観にとらわれていない安倍晋三氏が首相になり、各種の改革を進めていきます。それは新しい日本を作るのではなく、素晴らしい日本を取り戻すためなのです。

 参議院に巣食う日教組のドン 輿石東率いる民主党がもし参議院で過半数をとることになったら?

 衆議院では風前の灯火になった社民党が議席を増やせば?

 政界から消えかかっている小沢一郎がこの参議院選で復権したら?

 卒原発や脱原発という空想論で日本を弱体化させているわけのわからん党が力を持ったら?

 これらを考えれば考えるほど暗くなるのですが、その時に私たち日本民族に未来の光を指し示されるのが、天照大神様と大国主命様そして宗像大社の三女神さまではないでしょうか。

 神道では「貴(むち)」という位が神様の最高の位です。オオヒルメノムチ・オオナムチ・ミチヌシノムチがこの天照大神・大国主命・宗像三女神なのです。

 各地にこの三柱をお祀りする神社が点在します。どこでもいいのです、その神社に行って日本国の安寧を祈願してもらえれば、すべてが神様に通じます。

 お願いするのは、自分や自分の家庭の安泰ではありません。日本国の安泰を祈願するのです。

 つまり、日本国の独立が守られ、日本国が安泰であれば、私たちの生活も安泰になるのです。

 民主党政権では、その順番を国民の生活が第一としていました。だから諸事の調和が取れず、ちぐはぐで領土まで犯されそうになってきました。

 日本国民が日本国の安寧を祈願すれば、それがひいては自分に返ってくることを理解すれば自ずと良くなるのです。それを十分に理解することができるように、伊勢神宮と出雲大社そして宗像大社の遷宮や修理が行われるのです。

 それを理解させるためにも昭和天皇陛下が24年の式年遷宮を28年に延期された意味があるように思えてなりません。

 神々に守られた祖国日本、私はまだまだ日本人を信じたいと思います。